【2025】Unityの始め方！最初のステップと始めるメリットについても解説

ゲームをプレイしているうちに、自分好みのゲームがあればいいなと思ったことはありませんか。ゲームなんて、プロにしか開発できないと諦める必要はありません。Unityというゲームエンジンを使えば、初心者でも簡単にゲーム開発が可能です。
この記事では、Unityの始め方について、初心者向けに解説します。

Unityとは

Unityは、アメリカのユニティ・テクノロジーズが2005年から提供しているゲームエンジンです。ゲーム開発に必要な機能が一つにまとめられたゲームエンジンの中でも、人気が高く、その利用者は全世界で100万人以上にもなります。世界的なゲームメーカーが制作した、有名なゲーム開発でも、使用された実績があります。
また、プロが使用する一方で、初心者や子どもにも使いやすいのがUnityの特徴です。簡単な2Dゲームの場合、マウス操作のみで作れたり、初心者用の公式解説が用意されたりしています。

Unityを始めるメリット

ゲーム開発初心者がUnityを始めるメリットを知れば、使ってみたくなるはずです。

プログラミング技術がいらない！

一般的に、3Dゲームを開発するためにはプログラミングの複雑な技術が必要です。しかし、Unityには当たり判定や重力といった動きが装備されています。そのため、それらを組み合わせるだけで簡単に開発できるのです。
また、Unityで使用できる素材を販売する「アセットストア」には、無料の素材がたくさんあります。背景やサウンド、絵、拡張機能など、プロが作成した素材が使えるため、素材を一から作る必要がありません。アニメーションなどを利用すれば、インタラクティブコンテンツといって、センサーなどを使い人の動きに対応するコンテンツなどの作成も可能です。
ただし、複雑な設定をする際には、プログラミングが必要となります。アセットストアで入手した素材のコードを参考にしながら、技術を身につけていくのもよいかもしれません。

無料でも使える！

一般的にゲーム開発を行う場合、クオリティを追求すればするほど、ソフトや課金プランなどコストがかかります。しかし、Unityには、個人向け無料版があり、過去1年での収益や調達資金が10万米ドル以下の場合は、無料版が利用可能です。無料版だと、一部利用できないサービスもありますが、個人で開発するには全く問題ありません。

利用者が多い＝情報が得やすい！

利用者が多いということは、インターネット上や書籍など様々な方法で情報を得やすいといえます。プログラミングの情報は英語で書かれたものも多いですが、Unityは日本語の情報も数多く存在します。掲示板を使えば、ほとんどのトラブルは解決できるでしょう。必要な情報が見つからなければ、掲示板で質問することでレスポンスがもらえることもあります。開発初心者でも、比較的スムーズに利用できるゲームエンジンといえそうです。

【2025】Unityの勉強方法6選！効率よく進めるコツも紹介

Unityの始め方！

ではさっそくUnityを始める方法について紹介します。

Unity IDを作る

Unity IDとは、俗にいうアカウントです。アセットストアでの素材購入や各種サービスの利用、ゲーム開発に必要となります。メールアドレスがあれば、すぐに作れます。

Unityをダウンロードする

まずはUnityHubをダウンロードしましょう。これは、ゲーム開発の際に使うUnityエディタの管理ツールです。Unityエディタで作業するファイルは、指定のUnityバージョンで開かなければならず、バージョンが壊れるとファイルが壊れるリスクがあります。このリスクを防ぐために、UnityHubのダウンロードは必須です。
次に、Unityをダウンロードします。UnityHubを開き「インストール」をクリックすると、「エディターをインストール」と表示されます。さらに、いくつかのバージョンが表示されるので、「推奨バージョン」を選んでインストールしましょう。
Unityのインストールが完了すれば、UnityHubからIDを使ってサインインします。「プロジェクト」「新しいプロジェクト」の順にクリックすれば、ゲーム制作開始です。

公式サンプルでお試し制作

初めてUnityを使う場合、捜査方法を効率的に知るのに適しているのが公式の無料サンプルです。UnityHubを立ち上げ、Unityプロジェクトを作成します。Unityプロジェクトはゲームごとに作成する必要があり、ゲーム開発にするファイルがすべて格納されています。「使い方を学ぶ」をクリックし、ゲームの種類を選んで「プロジェクトを作成」をクリックすれば、サンプルを実際に動かせます。

Unityを始めたい人におすすめのセミナー

Unityは独学でマスターすることも可能ですが、セミナーを利用すれば専門家の指導を基礎から受けることができ、さらに短期的集中的に学べるというメリットがあります。理論のみならず実践的なスキルも磨けるため、ゲーム開発を仕事としたい人や、応用操作を身につけたい人にもおすすめです。
Unityのセミナーはいくつかありますが、おすすめは「Unity基礎セミナー」です。

Unity基礎セミナーの内容

Unity基礎セミナーは、未経験でもたったの2日でUnityを使いこなせるようになることを目指しています。1日目の内容は、基本操作をはじめ、キャラクターやサイコロゲーム、ダンジョン探索ゲームの作成です。2日目は、ゲームAIの活用やホラーゲーム、RPGの作成について学べます。1日目と比べてより高度なゲーム制作の応用や、キャラクターのアニメーション、エフェクト機能が使えることなどを目指します。

選べる3つの受講形式

Unity基礎セミナーの受講形式は、会場受講、ライブウェビナー、eラーニングの3つから、自分に合ったものを選べるのも魅力の一つです。
会場受講は、対面での受講を希望する人にぴったりです。東京、名古屋、大阪の3会場から選ぶことができ、基本的に10時から17時半までとなっています。中には土日に開催されているセミナーもあるため、仕事の合間に学ぶことも可能です。
ライブウェビナーは、zoomを使ったオンラインセミナーです。セミナー会場とオンタイムでつながっているため、チャットや音声通話で講師に質問ができ、その場で講師が回答してくれます。また、受講者の画面がセミナー会場で表示されるため、講師によるリモート操作のサポートが受けられ安心です。
eラーニングは、申し込みから1年間いつでも視聴可能です。会場受講と同等内容の動画にもかかわらず、半額以下で受講できます。自分の生活リズムに合わせて受講できるのがメリットといえそうです。

Unity基礎セミナーが向いている人

Unityの使い方が分からない人はもちろん、ゲーム開発の何から学びはじめたらよいか分からない人にも、Unity基礎セミナーはおすすめです。また、3DCG系の仕事に就職や転職を考えている人も、受講しておくと役立つでしょう。新人研修にも利用している企業もあります。

Unityを始める際の注意点・コツ

Unityの魅力についてお伝えしてきましたが、もちろん気を付けるべき点もあります。しかし、Unityを始める前に知っておくことで、対応できるのではないでしょうか。

Unityでゲーム開発をする際の注意点

最適化が不十分な場合、動作が遅くなる可能性があります。例えば、スクリプトで不要な計算をしたり、シーン内にオブジェクトを配置しすぎたりした場合です。しかし、無駄なオブジェクトを省いたり、レンダリングを最適化したりすることで、スムーズな動作に戻すことができます。
もう一つの注意点は、英語のエディタが多いことです。これは、海外のサービスであるため、仕方ありません。比較的簡単な英語が使われているため、大きな困り感はありませんが、英語が苦手な人にとってはストレスに感じてしまう可能性があります。しかし、掲示板で質問をしたり、ネット上で日本語の解説を検索したりすることで、カバーできます。

Unityを使いこなすためのコツ

開発初心者の場合、必要不可欠なのがアセットストアとMicrogameです。アセットストアで素材やスプリクトを入手したり、Microgameでテンプレートを入手したりすれば、ゲーム開発のハードルが下がります。拡張やカスタマイズも可能なため、完成のイメージに合うよう調節することも可能です。
また、よりゲームの完成度を高めるためには、C#の基礎を学んでおくとスムーズです。プログラミングが初めてという人にとっては、難しく感じるかもしれませんが、制御構造やコード記法といった基本から始めれば、段階的に身につけることができます。

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Unityの始め方についてまとめ

Unityは、ゲーム開発初心者が安心して使えるツールです。自分には不可能だと思っていたゲーム開発が、Unityを使うことでかなうかもしれません。自分でイメージを形にしていく楽しさは、ゲームプレイとはまた一味違ったものです。Unityを通じて、体験してみませんか。