近年では、さまざまなAIツールが誕生しています。その中で、一枚のイラストを自動で動かすことができるAIを見たことのある方もいるでしょう。
本記事では、イラストを動かすことができるおすすめのAIツールについて紹介しています。また、実際にイラストを動かすAIツールを使う方法も解説しているので、好きなイラストや自分の描いたイラストを動かすことに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
AIが一枚のイラストを動かすことができる仕組み
AIが一枚のイラストを動かすことができるのは、画像内には存在しない動きをAIが自動で補間したうえで、連続したフレームを生成しているためです。AIは過去に学習したデータから、物やキャラクターの動きを予測し、違和感のないように動画化できます。
これにより、一枚のイラストしか用意していなくても、表情が変わったり、体が揺れたりといった表現を実現しています。
また、生成AIについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。生成AIのメリット・デメリットや、使用における注意点などを解説しています。
イラストを動かすことができるおすすめAIツール7選
以下はイラストを動かすことができるおすすめのAIツールです。
| ツール | 特徴 |
| ①Adobe Firefly |
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| ②Fotor |
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| ③PhotoDirector |
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| ④PowerDirector |
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| ⑤MyEdit |
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| ⑥YouCam |
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| ⑦Grok |
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これらのイラストを動かすことができるAIツールの詳しい特徴について見ていきましょう。
①Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、Adobeが提供する生成AIツールです。画像生成や音声生成など、さまざまな用途のAIを利用できますが、その中の動画生成機能を使えばイラストを動かすことができます。
Adobe Fireflyの大きな特徴は、Adobe独自のコンテンツを学習元に使用しているため、Adobeのモデルを使用すれば著作権の問題をクリアできる点です。さらに、消費クレジットの少ない操作であれば無料でもお試しできます。
また、Adobe Fireflyでできることや具体的な使い方については、以下の記事でより詳しく解説しています。動画生成のほかにも画像生成や音声生成などもできるので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。
②Fotor

引用:Fotor
Fotorは、無料で使える画像編集ツールです。イラストをAIによって動かす機能を備えており、印象的な短時間動画を作成できます。
また、二枚のイラストを読み込むことで、それぞれが自然につながるように動かすことも可能です。さらに、ブラウザから利用できるため、ソフトやアプリをダウンロードしなくてよいのもメリットです。
③PhotoDirector

PhotoDirectorは、生成AIを使った画像編集ができるツールです。「画像から動画生成」機能を使えば、読み込んだイラストを動かすことができます。
動かす内容をテキストで制御できるため、好きなシチュエーションの動画を作成可能です。また、40種類以上のテンプレートから動きを指定することもできます。
④PowerDirector

PowerDirectorは、AI機能が使える動画編集ツールです。「写真を動画に」という機能を使えば、イラストを動かすことができます。
テンプレートから動かす内容を選べるため、直感的に操作が可能です。また、動画化以外にもさまざまなAI機能が搭載されているので、撮影した写真や動画をAIを使って編集したい方におすすめです。
⑤MyEdit
MyEditは、画像や動画、音声を編集できるオンラインツールです。「画像から動画を生成」機能を使えば、テキストで入力したプロンプトに沿って動画を動かすことができます。
ほかにも、画像の領域を拡大したり、写真をイラスト化したりと、さまざまなAI機能を利用可能です。一部機能は無料でも利用できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
⑥YouCam

引用:YouCam
YouCamは、AIを使って画像や動画を生成したり編集したりできるツールです。動かすイラストを読み込んで、テンプレートを選択するだけで動画化ができます。
さらに、YouCamはイラスト生成にも対応しているので、動かすイラストを一から作成することも可能です。そのため、素材となるイラストを持っていない場合でも、制作から動画化までを一つのツール内で完結できます。
⑦Grok

引用:Grok
Grokは、xAI社が開発した生成AIチャットボットです。自然言語でAIとやりとりできるのが特徴ですが、イラストを読み込ませて指示を出すことで、自由に動かすことができます。
プロンプト欄にどのような動きをつけたいのかを指定できるため、自分のイメージに合った動画作成が可能です。XアカウントやGoogleアカウント、Appleアカウントなどがあれば誰でも利用できます。
また、数ある生成AIツールを使いこなせるようになりたい方には、生成AIセミナーがおすすめです。生成AIセミナーでは、画像や動画、プログラミング生成ができるAIツールの使い方をハンズオン形式で学べます。また、生成AIについての基礎知識や利活用の方法も学習できるので、講座を受講することで生成AIの網羅的な知識が身につくでしょう。
イラストを動かすことができるAIの活用シーン
イラストを動かすことのできるAIは、主に以下のようなシーンで活用できます。
- SNS・マーケティング
- Webデザイン
これらのイラストを動かすことができるAIの活用シーンについて見ていきましょう。
①SNS・マーケティング
SNSやマーケティング分野では、商品のイラストを動かす動画を制作することで、ユーザーの目を引きやすくなります。動画は静止画よりも注目されやすいため、認知拡大や訴求力の向上につながります。
また、企業やブランドのキャラクターを動かすことで親しみやすさを演出できるのもメリットです。
②Webデザイン
Webデザインでは、サイトに掲載する画像やバナーにAIでイラストを動かした動画が活用できます。動きのあるビジュアルを取り入れることで、ページ全体が印象的なものになります。
複雑なアニメーションを作らなくても、AIを使えば短時間で視覚的に訴求力のある表現が可能です。
実際にAIを使ってイラストを動かす方法
実際にAdobe Fireflyを使ってイラストを動画化して動かす方法を紹介します。どのような手順でイラストを動かすのかについて確認していきましょう。
①Adobe Fireflyを開く
まずは、Adobe Fireflyの公式サイトにアクセスします。画面右上にある「ログイン」をクリックし、任意のアカウントでログインしてください。
ログイン後、左側のメニューから「生成」を選び、表示される機能一覧の中から「画像から動画生成」をクリックします。

これで、イラストを動かすための画面が表示されます。
②動画を生成してイラストを動かす
次に、動画生成に必要な設定を行います。画面左にある一般設定では、以下のような項目の設定ができます。
| 一般設定 | 説明 |
| モデル | 動画生成に使うモデルを選べる |
| 解像度 | 生成する動画の解像度を選べる |
| 縦横比 | 生成される動画が縦長か横長かを選べる |
| 時間 | 生成される動画の時間を選べる |
| 音声 | 動画に音声をつけるかを選べる |
生成時間が長いほど消費クレジットは増えるので注意が必要です。設定が完了したら、参照欄から「画像」タブに切り替え、動かしたいイラストをドラッグ&ドロップでアップロードします。
その後、画像を動かすためのプロンプトを入力欄に入力し、「生成」ボタンをクリックしてください。

すると、参照したイラストをもとにした動画が生成されます。

問題がなければ画面上部の「ダウンロード」ボタンをクリックすれば保存ができます。

また、生成AIツールを自由に活用できるスキルを身につけたいなら、生成AIセミナーがおすすめです。生成AIセミナーでは、さまざまなジャンルの生成AIツールの使い方をハンズオン形式で学べます。AIの基礎知識も身につくので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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イラストを動かすことができるAIでよくある疑問
イラストを動かすAIを活用する際に、以下のような疑問が生まれることがあります。
- 著作権は問題ない?
- 思い通りにイラストが動かないのはなぜ?
これらの疑問について見ていきましょう。
基本的に自分のオリジナルイラストであれば著作権の問題はありませんが、他人が制作したイラストを使う場合は著作権の問題が発生します。
特に、商用利用したり、SNSで公開したりしたい場合は、他人のイラストを使わないことが大切です。著作権を正しく理解したうえでAIツールを活用することで、トラブルを避けながら安心して制作を行えるでしょう。
イラストが不自然に動いたり、意図しない動きになる原因の多くは元画像にあります。AIは画像を解析して動きを予測するため、高解像度で情報がはっきりした画像ほど精度が向上します。
また、背景や装飾が多すぎると認識が難しくなるため、シンプルで分かりやすい構図のイラストを使うことで、より自然な動きになりやすくなるでしょう。
イラストを動かすことができるAIツールのまとめ
今回は、イラストを動かすことができるおすすめのAIツールについて紹介しました。PhotoDirectorやPowerDirectorなどを活用すれば、専門的なアニメーション知識がなくても、自然な動きを加えた動画制作が可能です。
操作は直感的なものが多く、短時間でクオリティの高い動画を作れます。SNSやWebデザインなど幅広いシーンで活用できるため、これらのAIツールは積極的に活用していきましょう。