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【2025】未経験からWebデザイナーになるには?やめとけ・危険と言われる理由・必要スキルや習得の流れまで解説

Webデザイナーという職業は、よく未経験からでもチャレンジできると言われる一方、「未経験では無理」「やめとけ」といった声も少なくありません。では実際、未経験からチャレンジできる職業なのでしょうか。

結論から言えば、未経験からでもWebデザイナーになることは十分可能です。

そこでこの記事では、未経験からWebデザイナーを目指したい方向けに、その真実と未経験からWebデザイナーに就職・転職するために覚えるべきスキルや成功の流れをまとめました。失敗しない求人の選び方も解説しているので、今後の動き方を決める参考にしてみてください。

未経験でもWebデザイナーになれる?

Webデザインの仕事は、コーディングやデザインといった専門スキルが必要な分、ハードルが高いと感じられがちです。しかし実際には、ツールが進化し、学習環境も充実化しているため、未経験でも転職・副業をスタートしやすいのが真実です。

ここでは「センスがなくても大丈夫?」「年齢制限はある?」「在宅でも働ける?」といった疑問に答えながら、なぜ未経験からWebデザイナーを目指せるのかわかりやすく解説します。

  • センスがなくてもできる?
  • 20代・30代・40代が覚えておきたい転職成功・失敗パターン
  • 在宅Webデザイナーとして働くために確認すべき条件

センスがなくてもできる?Webデザインの本質

Webデザイナーに必要な能力
出典:厚生労働省|job tag「Webデザイナー(Web制作会社)」

Webデザイナーの仕事はセンスよりも「情報設計力」と「再現力」が重要です。
その理由は、制作現場ではクライアントの要望を整理し、目的に沿った構成やレイアウトを考える力が求められるためです。以下に特に重要なポイントをまとめました。

  • なぜこの配置・色・フォントにするのかを説明できる「論理的思考」
  • ユーザーが迷わず目的達成できる導線をつくる「UI・UX」
  • 他人の優れたデザインを模写して吸収する「再現力」

つまり、「デザインの勉強=感覚(センス)磨き」ではなく、「設計力と改善思考」を鍛えることがWebデザイナーに必要な能力です。

実際、厚生労働省の「job tag」でも、Webデザイナーは未経験からスタートしやすく、必要な仕事能力として「読解力・傾聴力・文章力」が求められると説明されています。(上の画像参照)

20代・30代・40代が覚えておきたい年代別の転職成功・失敗パターン

Webデザイナーにおける年代ごとの違い

未経験からWebデザイナーを目指している方は、年齢ごとにアプローチの方法を変えるべきです。以下に、20代・30代・40代に分けて、成功・失敗のポイントを整理しました。

年代 成功のポイント 失敗のポイント
20代 伸びしろを強みにポテンシャル採用を狙う
(完全未経験でもOK)
学習途中で応募しすぎて面接で落ちる
30代 前職スキル(営業・企画など)を転用する 実務経験を誇張して面接で詰まる
40代 副業・フリーランスから経験を積む 正社員一本狙いで長期無職化する

このように、20代ならまったくの未経験・知識なしの状態でも就職・転職が可能ですが、30代や40代になると、年齢的にもある程度の知識・経験が必須です。

特に20代後半からは、事前にWebデザインやその周辺スキルを学んだうえで、実績を出せる状態にしてから勝負することをおすすめします。

在宅Webデザイナーになりたい方が確認すべき条件

在宅Webデザイナーとして働くために絶対確認すべき条件

未経験からWebデザイナーを目指す方のなかには、在宅・リモートワークを希望する人が増えています。しかし、「在宅OK」の求人には注意が必要です。

特に未経験者向け求人のなかには、業務委託や成果報酬制など「実質フルコミッション型」のものがあります。未経験の状態だと対応できる仕事数が少なく、安定した収入を得られないケースもあるため、必ず以下の条件を満たしているかチェックしましょう。

  • 固定報酬または時給制であること
  • コミュニケーションツールが整備されていること
    (Slack・Chatworkなど)
  • 納期・修正ルールが明確であること

なお未経験の場合には、可能な限り「出社型(もしくは在宅とのハイブリッド型)」の求人を選ぶことをおすすめします。在宅だと気軽に相談ができず上司からのフォローを受けにくいため、出社して基礎や実務を学び、ひとり立ちしてから在宅を選べる職場を見つけましょう。

未経験からWebデザイナー「やめとけ」と言われる理由

未経験でWebデザイナーはやめとけと言われる理由

未経験からWebデザイナーを目指すことに対し、一部の人たちから「やめとけ」「危険」といった声を聞くことがあります。この理由は、次のポイントが関係しています。

  • スキルがなくWebデザインの仕事に付いていけない
  • 作業に時間がかかり残業時間が増えてしまう
  • 契約年収が低く生活が厳しくなる
  • 詐欺まがいの勧誘求人もある
  • 未経験で見習いだからと過酷な労働環境で働かされる求人がある

たとえば、入社後の研修を実施していないWeb制作会社なども多いため、途中で挫折してしまい、Webデザイナーの道をあきらめる方も少なくありません。ですが逆に、上記のポイントを押さえて準備しておけば、うまく仕事をこなし、収入アップを目指しやすいのも事実です。

また注意したいのが、未経験OKと触れ込んでいる詐欺求人です。
未経験という弱みを逆手にとられて、関係のない仕事や超過残業などの過酷な環境で働かせられるケースもあるため、そのような求人を避けるコツを理解しておくことが欠かせません。

自身も失敗のせいで「やめとけ」「危険だ」と言う側にならないためにも、次項より紹介する学ぶべき習得スキルや学習方法、ロードマップを理解して準備を進めましょう。

未経験者が即戦力を目指すために習得しておくべきスキル

未経験からWebデザイナーを目指すなら、最初に「何を使って」「何を学ぶか」を明確にすることが重要です。以下より、未経験者に欠かせない環境構築(デバイス・ソフト)+デザインスキル(デザイン・コーディング)+見せ方(ポートフォリオ)の3セットについて解説します。

カテゴリ 必要なツール・スキル
デバイス・ソフト ノートPC(Core i5以上推奨)、Photoshop、Illustrator、Visual Studio Code
Webデザインスキル デザイン基礎 配色理論、タイポグラフィ、余白設計、UI・UXの知識
コーディング基礎 HTML5、CSS3、Flexbox、Grid、レスポンシブ対応
拡張スキル JavaScript・jQuery・SEO基礎
ポートフォリオ LP・コーポレート・ECサイトなど3〜5件制作

必要なデバイス・ソフト(Photoshop・Illustrator・VSCode)

必要なデバイス・ソフト(Photoshop・Illustrator・VSCode)

Webデザイナーを目指すなら、まずは快適に作業できるデバイス環境と3つの基本ソフト・補助ツールを揃えましょう。これが学習効率とスキル習得の土台になります。

カテゴリ 推奨スペック・用途
PC ・CPU:Core i5以上
・メモリ16GB以上
・SSD512GB〜
基本ソフト
(Photoshop・Illustrator・VSCode)
デザインやコーディング(HTML・CSS・JavaScript)に必要な業界標準ソフト
補助ツール
(Figma・Canva・ColorHub)
デザイン共有・配色設計に役立つツールであり、共有や配色の検討を効率化できる

Webデザイン作業では画像編集やブラウザ検証などを同時に行うため、処理速度と画面解像度に優れるPCが欠かせません。

なお、デザインツールであるIllustratorの基礎・応用知識を効率よく学びたいならセミナー講習に参加するのがおすすめです。以下のセミナーでは、プロの講師から実務で役立つ実践的な知識やスキルを学べます。

以下のセミナーを受講すれば、未経験者から脱出し、Illustratorマスターに成長できるため、効率よくWebデザイナーを目指したい方に最適です。

セミナー名Illustrator基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

また、同じくデザインツールであるPhotoshopの使い方や基礎知識を学びたい方は、以下のセミナーにも参加してみてください。

セミナー名Photoshop基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

さらに補助ツールであるCanvaに興味をお持ちの方は、以下のセミナーもおすすめです。

セミナー名Canva基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

あわせて、Adobe製品の概要を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

【2025】Adobeとは?代表的なソフトから契約・解約の方法までを解説!

Webデザインに必須のスキルセット(HTML・CSS・UI・UX)

HTMLとCSSのイメージ

未経験からWebデザイナーを目指すなら、デザインと実装の両方を理解する「ハイブリッドスキル」が必要です。特にHTML・CSSとUI・UX設計を並行して学ぶことが大切であり、現場で求められる「再現力」と「改善提案力」を身につけられます。

スキル 内容
HTML5 見出し・画像・リンクなどの構造定義
CSS3 色・余白・レイアウト設定
UI設計 配置・ボタン・導線の設計
UX設計 ユーザー体験全体の最適化

現代のWeb制作は、デザイナーとコーダーの垣根を問わず、Webデザイナーがワンストップで制作する「デザイン実装型デザイナー」が主流です。

そのなかでも、HTMLは構造を定義し、CSSで装飾を行う基本言語として必須のスキルです。
また、UI・UXはユーザーが快適に操作できる体験設計のことであり、Googleがサイトページを評価するCore Web Vitalsにも関係する重要指標です。

(出典:Google Search Central「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」

「見た目をつくる」だけでなく、「どう使われるか」を考えられるのが本当のWebデザイナーですので、未経験の方は、就職・転職・独立をする前にHTML・CSS・UI・UXをすべて理解することからスタートしましょう。

ポートフォリオの作り方と見せ方

ポートフォリオのイメージ
出典:労働基準監督署「Webデザイナー・ディレクター・マーケティング 養成科」

デザイン業界では「成果物が最大の証明」であり、採用担当者の9割が「作品でスキルを判断」しているとも言われています。そのため、未経験からWebデザイナーを目指したい方に重要なのがポートフォリオです。以下に作成する構成の例をまとめました。

構成 内容
TOPページ 自己紹介・スキル一覧を掲載する
作品紹介 3〜5作品(LP・コーポレート・ECなど)を掲載する
※アピールしたい企業に合わせて最適な作品を提示できる
プロセス解説 上記作品について制作の目的・課題・解決策を掲載する
連絡先 メール・SNS・GitHubの情報を掲載する

なお、履歴書よりもポートフォリオの完成度が重視されるのは、デザイン業界では「成果物が最大の証明」だからです。構成や意図が整理されていないと、どれだけ綺麗なデザインでも評価されません。

近年は、FigmaやNotion、Behanceを使ったオンライン公開型ポートフォリオが主流になっているため、前述したソフト操作やスキルを学んだあとは、自信が作成した作品をポートフォリオにまとめましょう。

未経験からWebデザイナーになるための学習方法

未経験からWebデザイナーを目指す際には、「独学」「スクール・職業訓練」という2つの学習方法があります。ここでは、それぞれの学習方法のメリット・デメリットと、おすすめな人の特徴を解説します。

  • 独学で学ぶ
  • スクール・職業訓練で学ぶ

独学で学ぶメリット・デメリット

Webデザインを独学で学ぶ

独学の最大の強みは「低コストで自分のペースで進められる」ことです。
一方で、未経験であることから学習ハードルを高く感じ、学習順序を間違いやすいほか、挫折率が高いのがリスクです。

メリット デメリット
費用が安い
(YouTube・Progate・Canvaは無料〜)
学習順序がわからず非効率になりやすい
自分のペースで進められる 添削・質問サポートがない
現場経験者の教材を選べば実践的に学べる モチベーション維持が難しい
スキルをピンポイントで学べる 就職・転職・独立サポートが受けられない

独学は「自力で続けられる人」にとって、費用対効果の高い選択肢です。
ただし、自発的にWebデザイナーとしての学習ができないという方や、最短で実務に進みたい場合は、スクールなどを併用しながら学習を進めるのが良いでしょう。

スクール・職業訓練で学ぶメリット・デメリット

Webデザインをスクール・職業訓練で学ぶ

独学でWebデザインを学ぶのが難しいと感じた人や、短期間で実務レベルを目指したい人は、Webデザインスクールや職業訓練校を利用するのがおすすめです。

メリット デメリット
現役デザイナーの添削があり、実案件形式で学べる 費用が高い(平均20〜40万円)
ポートフォリオ支援・転職サポートが手厚い カリキュラムが固定で柔軟性がない
同期との交流でモチベーション維持しやすい スクールによって講師品質に差がある
給付金や補助金を使えば費用を抑えられる 職業訓練校は開講時期が限定される

スクールや職業訓練では、独学では得にくい「現場視点のノウハウ」を学べます。
特に、現役のWebデザイナーが指導する講座では「案件型学習」や「チーム制作」を通じて、即戦力スキルが身につきます。

たとえば、「ヒューマンアカデミー」「デジハリONLINE」「SHElikes」などは、ポートフォリオ制作と転職サポートが一体化しているため、未経験~実務デビューの流れがスムーズです。

「教育訓練給付制度」「リスキリング補助金」などを利用して、10%~80%の補助を受けられるスクール等も見つかるため、まずは気になるスクールを探してみてはいかがでしょうか。

未経験からWebデザイナーになるためのロードマップ

未経験からWebデザイナーになるロードマップ

未経験からWebデザイナーを目指す場合に、「何から始めて、どの順番で進めればいいか」がわからないとお悩みの方も多いでしょう。

ここでは、最短半年〜8ヶ月でデビューするための学習ロードマップを4ステップで紹介します。

  1. 基礎インプット期(1〜2ヶ月目)
  2. 模写・アウトプット期(3〜5ヶ月目)
  3. ポートフォリオ制作期(5〜6ヶ月目)
  4. 転職・案件獲得期(7ヶ月目以降)

基礎インプット期(1〜2ヶ月目)

最初の1〜2ヶ月は、デザインとコーディングの基礎を幅広く理解する「インプット期間」です。
焦らず、ツール操作と基礎理論を並行して学びましょう。

まずはPhotoshop・Illustrator・Figma・HTML・CSSといった基礎スキルを体系的に学び、デザインの「原則(近接・整列・反復・対比)」を意識できるようになることが大切です。

上記のなかでもPhotoshopの学習に興味がある方は、以下の記事でおすすめ講座をチェックしてみてください。

【2025】Photoshop講座10社を比較!料金や特徴・受講形式を比べてみた

模写・アウトプット期(3〜5ヶ月目)

3〜5ヶ月目は、「模写+改変」でデザイン再現力を磨く段階です。
WebサイトやLPを模写しながら、手を動かしてつくり方や全体の構造・仕組みを覚えていきましょう。

なお、模写はプロのレイアウト・配色・余白感を再現しながら、デザインの「引き出し」を増やすのが効果的です。FigmaやVSCodeを用いて、デザイン設計・HTML実装までトータルで行うと、デザインスキルだけでなく、コーディングスキルも同時に伸びます。

ポートフォリオ制作期(5〜6ヶ月目)

5〜6ヶ月目は、これまでに学んできたことや、制作した作品をもとに、「ポートフォリオ」をつくる段階です。企業はデザイン力よりも、思考力・再現力・目的理解力を評価するため、「1作品の完成度とストーリー性」を意識しながらまとめていきましょう。

なお、ポートフォリオを公開する際には、FigmaやNotion、Behanceなどのオンライン公開形式を使うと、採用側の閲覧がスムーズです。

転職・案件獲得期(7ヶ月目以降)

7ヶ月目以降は、ポートフォリオを武器に転職活動や副業案件をスタートしましょう。

最初はクラウドソーシングや制作会社インターンで実績を積むのが現実的です。
特に未経験者は、次のような小規模案件から始めると失敗や挫折を回避しやすくなります。

  • LP制作
  • バナー制作
  • コーポレートサイト補助

経験を重ねながら、徐々に大きな案件にチャレンジし、単価・契約形態をステップアップしていきましょう。

未経験Webデザイナーの働き方とキャリアアップ

未経験からWebデザイナーになる際には、次のような多様な働き方を選択できます。

働き方 特徴 平均月収のイメージ
正社員 チームで仕事ができるため安定収入を期待できる
(月25〜40万円)
安定型
在宅・副業 時間の自由度が高く家庭と両立できる 成長型
フリーランス 高単価・自由だが営業力が必要である 実力型
キャリアアップについて
UI・UXデザイナー
Webディレクター
マーケター
デザイン・分析力・企画力を磨けば転身しやすい 年収600万円以上も可能
(フリーランスで年収1,000万円超えもあり)

安定を求めるなら制作会社勤務、自由度を重視するなら副業や在宅、収入を伸ばしたいなら独立が選択肢です。

未経験でも失敗しないWebデザイナー求人の選び方

Webデザイナー求人の選び方

未経験からWebデザイナーを目指す場合、求人の選び方で成長スピードが大きく変わります。
ここでは、失敗しない求人の選び方を解説します。

  • 給与・契約形態
  • 研修の有無
  • ポートフォリオ提出の有無

給与・契約形態

まず注目すべきなのが、「固定給制か成果報酬制か」です。

未経験者にとっては、成果を出す前に安定した環境でスキルを磨く方が安心して成長できます。
そのため、正社員・契約社員として月給制を採用している企業を選びましょう。

また、フリーランスや業務委託契約は自由度が高い一方で、案件獲得力が求められることから、初期段階では学びと安定を優先するのが未経験者におすすめです。

研修の有無

未経験者の場合、研修制度の有無が転職した後の定着しやすさを左右します。

たとえば、「研修なし・即戦力募集」と書かれている求人は、実務経験者向けの可能性が高いため未経験者は注意しましょう。理想は「入社後1〜3ヶ月のOJT+実案件同行」がある企業です。PhotoshopやHTMLなどの社内トレーニングがあるかチェックしてみてください。

ポートフォリオ提出の有無

未経験でWebデザイナーを目指すなら、ポートフォリオ提出を求める企業を選ぶと安心です。

提出を求めない企業は選考が簡単な反面、教育体制が薄い傾向がある一方で、ポートフォリオ提出が必要な企業は、スキルよりも姿勢や成長意欲を見ています。努力を評価してくれる企業であるため、ポートフォリオ提出あり=良質求人と考えましょう。

未経験Webデザイナーの応募・面接対策

Webデザイナーのための求人応募のコツ

「未経験」からWebデザイナーを目指すのは不利だと考えられがちですが、逆に学習意欲と伸びしろを具体的に伝えられれば、それが強みに変わります。

ここでは、優良求人へ応募したい人向けに、求人選びのコツを紹介します。

  • 志望動機・自己PRで「未経験」を強みに変える
  • 求人票で見抜く「怪しい」「危険」募集先

志望動機・自己PRで「未経験」を強みに変える

未経験からWebデザイナーを目指す場合でも、志望動機や自己PRで次のポイントを示すことにより、採用率を高めやすくなります。

  • ユーザー視点
  • 継続力
  • 吸収スピード

たとえば「独学で3サイトを制作した」「デザイン講座でフィードバックを受け続けた」など、行動ベースでアピールをすると面接官などからの信頼感が高まります。

採用担当は、未経験のなかでも成長が速い人を求めているため、志望動機・自己PRを聞かれた際には、成果よりも姿勢を重視して伝えましょう。

「怪しい」「危険」募集先を求人票で見抜く

求人を探す際には、求人票に以下の表記がないかチェックしましょう。

  • 研修費用を請求
  • 在宅で簡単高収入
  • スキル不要・完全出来高

これらは業務委託や副業案件を装った「中抜き型の請負」であるケースが多く、スキルアップにつながりません。必ず「正社員登用あり」「研修制度あり」「チーム体制あり」の3点を確認しましょう。口コミサイトやSNSで企業名を調べるのも有効です。

未経験者Webデザイナーについてよくある質問

ここまで解説してきた「未経験からWebデザイナーを目指す方法」についてよくある質問をFAQ形式でまとめました。

未経験でもWebデザイナーになれますか?
未経験からでも十分にWebデザイナーを目指せます。実際に、独学やスクールを経て半年〜1年で転職し成功する人も多くいます。基礎スキル(HTML・CSS・Photoshop)を習得し、ポートフォリオで実力を見せることが重要です。
未経験のWebデザイナーの収入はどれくらいですか?
未経験で入社した場合の平均月収の目安は約20〜25万円です。実務経験を積むことで30万円以上も可能になります。フリーランスになると案件単価が上がり、月収50万円以上を稼ぐ人も少なくありません。努力次第で収入アップが期待できます。
未経験からWebデザイナーになれるまで何ヶ月かかりますか?
未経験からWebデザイナーとして働けるようになるまで約6〜8ヶ月が目安です。最初の3ヶ月で基礎を学び、次の3ヶ月で模写やポートフォリオを制作する流れが一般的です。

未経験者Webデザイナーについてまとめ

未経験からWebデザイナーになるには、正しいスキル習得+良質な求人選びが重要です。

基礎(HTML・CSS)を学び、ポートフォリオで自分の成長を可視化することで、採用率は大きく上がります。焦らず段階的にステップを踏んで、Webデザイナーを目指してみてください。

未経験のWebデザイナーのアイキャッチ
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