【2025】おすすめの動画生成AI15選！無料・商用利用OKの人気サイト・アプリも紹介

生成AIの中でも、動画生成分野への注目度は近年とりわけ高まっています。テキスト、音声、動画入力に対応した国内初の動画生成AIの登場は、まさにその流れを象徴する出来事といえるでしょう。

本記事では、安心して利用できるおすすめの動画生成AIを15選紹介します。
無料プランがある動画生成AIや商用利用が可能な人気サービス・アプリを厳選していますので、生成AIで動画を作りたい方はぜひご参考にしてください。

動画生成AIとは？

動画生成AIとは、テキスト・画像・音声などの入力情報をもとに、AIが自動で映像コンテンツを生み出す技術です。

近年は深層学習の進化により、画質や動きが飛躍的に向上し、プロモーション映像やアニメーション、教育分野などでの活用が広がっています。

上記動画『The Frost』は、生成AIが全工程を担った短編映画です。
製作には、画像生成AI「DALL·E 2」とアニメーションツール「D-ID」を用い、AIが書いた脚本にAI画像をつなぎ合わせ、妖しくもどこかノスタルジックな世界観を描き出しています。

生成AIの黎明期に誕生したこの作品には、キャラクターのビジュアルに一貫性が見られないなど、試行錯誤の跡も色濃く残っています。しかし、それこそが動画生成AIの原点を示す貴重な足跡です。

このようにAIが拓く新たなクリエイティブの可能性は、ゲーム制作の世界でも大きな力となります。この機会に、AIが生み出す表現力をゲーム開発に活かしてみませんか？

Unity基礎セミナーでは、ゲーム制作の基礎からキャラクター操作、C#スクリプトの活用まで、実践的なスキルを習得できます。

おすすめの動画生成AIサイト・アプリ15選！

名称	商標	運営元	無料 プラン	公式 アプリ	商用 利用	日本語 対応	ウォーター マーク
DeeVid AI		DeeVid AI	あり	なし	可能	可能	無料：あり 有料：なし
SeaArt		STAR CLUSTER PTE. LTD.	あり	あり	可能	可能	あり
Canva		Canva	あり	あり	可能	可能	なし
Adobe Firefly		Adobe	あり	あり	可能	可能	あり
NoLang		株式会社Mavericks	あり	なし	可能	可能	あり
Sora		OpenAI	なし	なし	可能	可能	Pro：なし
Veo		Google DeepMind	あり	なし	不明	可能	あり
Runway		Runway AI	あり	あり	有料 のみ	不可	無料：あり 有料：なし
Image Creator		Microsoft	あり	なし	不明	可能	なし
Dream Machine		Luma AI	あり	なし	有料 のみ	可能	あり
Pika		PikaLabs	あり	なし	有料 のみ	可能	あり
HeyGen		HeyGen	あり	なし	有料 のみ	不可	無料：あり 有料：なし
Synthesia		Synthesia	あり	なし	有料 のみ	不可	無料：あり 有料：ー
InVideo		InVideo	あり	あり	有料 のみ	不可	あり
Lumen5		Lumen5	あり	なし	有料 のみ	可能	あり

それでは早速、おすすめの動画生成AIサイト・アプリを紹介しましょう。ここでは、以下の2項目に分けてお伝えします。

1. 無料版で動画を商用利用できる生成AIツール
2. その他の動画生成AIツール

まずは、各ツールの無料プランやアプリの有無、商用利用、公式アプリ、日本語対応の可否など、利用時にチェックしておきたい項目をまとめた一覧表からご確認ください。

また、今回は1ドル145円で計算しています。

①無料版で動画を商用利用できる生成AIツール

まずは、無料で動画を商用利用できる生成AIサービスを5つお伝えします。

以下のツールは無料で商用利用できるので、今回は実際の動画も合わせてご紹介しましょう。

DeeVid AI

DeeVid AIは、テキスト、画像、動画といった多様な素材に対応する生成AIです。エフェクトやスタイルを加えれば、写実風からアニメ風、ピクセルアート風まで動画を自在に変換できます。

DeeVid AIは、キスやハグ、季節のお祝いなど、多様なテーマの動画テンプレートを使えるのも魅力。なお、無料枠が少ないため、慎重にクレジットを使うことをおすすめします。

DeeVid AIについて知りたい方は、以下の記事がおすすめです。使い方も詳しく解説しているので、DeeVid AIの利用を検討している方はぜひご一読ください。

【2025】DeeVid AIは安全？使い方や料金・無料クレジット・商用利用・アカウント削除も解説

おすすめの生成AI講座はこちら

SeaArt

SeaArtは、動画・画像生成に対応する多機能&高精度な生成AIです。テキスト指示から高品質な画像を素早く生み出し、さらにその画像を元に動画までシームレスに制作できます。

モデルの選択はもちろん、LoRAトレーニング、AIキャラクター作成も可能。サイト上でのコミュニティも盛んで、他ユーザーの作品を参考にしたい方にもおすすめです。

以下は、SeaArtについて詳しく記載したおすすめ記事です。SeaArtの実際の使い方や生成した動画、プロフェッショナルな画像にアレンジするプロ技も紹介しています。

【2025】画像生成AI「SeaArt」の使い方！無料回数・危険性・高精度にする技も解説

Canva

Canvaは、画像編集ツールとして広く知られていますが、近年はAI動画の生成にも対応しています。テキスト入力だけの簡単操作で、イメージ通りの動画が1～2分で自動生成されます。

生成後の動画は、カット編集、BGM変更、アニメーション効果追加、背景透過などで自由にカスタマイズ可能。まずは、無料プランで動画生成を試してみることをおすすめします。

Canvaの動画・画像生成機能やデザイン応用を深く学びたい方には、Canva基礎セミナーがおすすめです。このセミナーでは、Canvaの基本操作、アニメートを活用した動画作成、SNS広告動画の制作、高度な画像加工など、実践的なスキルを習得します。

「映像表現の幅を広げ、ハイクオリティな作品を生み出したい！」そんな方にこそ利用して欲しいおすすめカリキュラムです。

Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、Photoshopで有名なAdobe社の動画用の生成AIです。3Dグラフィックや2Dアニメーション、特殊効果も素早く作成でき、さらに、煙、水、火、レンズフレアといった要素をシーンに追加できます。

生成された素材は、Premiere ProやAfter Effectsと連携して既存の映像に統合することも可能。クリエイティブにこだわりたい方にもおすすめです。

NoLang

NoLangは、解説動画の作成に最適な国産の生成AIです。資料から自動で台本や要約を作成できるほか、音声ファイルをもとにしたナレーション付き動画、既存の動画に字幕やLive2Dアバターを追加した動画も生成できます。

特に教育・ビジネス系の動画制作に役立つ機能が充実しており、効率的なコンテンツ制作をサポートします。なお、動画を使う際には、サイトのコピーライトの添付が必要で、商用利用で年間売上が2,000万円を超える場合は、別途ライセンス契約をしなければいけません。

②その他の動画生成AIツール

次に、無料プランでは動画の商用利用ができない、もしくは商用利用を明記していない生成AIツールを10選ご紹介します。

なお、無料プランで商用利用不可であっても、多くは有料プランへ移行すれば商用利用が可能になるため、無料版で気に入ったツールがあれば、ぜひアップグレードをご検討ください。

Sora

Soraは、ChatGPTで知られるOpenAIが開発した動画用生成AIです。そのシンプルな操作性と、息をのむようなリアルな動画のクオリティは圧巻。映像表現にこだわりたい方にもおすすめです。

SoraはChatGPTの有料プランに組み込まれており、アクセス時にもChatGPTの画面から遷移します。以前のクレジット制は2025年3月頃に撤廃されたため、現在は回数制限なく動画を生成できます。

Veo

Veo（ベオ）は、Google DeepMindが開発した動画向け生成AIツールです。最新のVeo 3は4K出力に対応し、リアルな物理表現や音声（効果音・セリフ）の同時生成を実現しています。

Veoの公式アプリはありませんが、GoogleのAIサービス群（GeminiやFlowなど）を通じて利用可能です。Google AI Proプランには1ヵ月の無料トライアルがあるので、まずはこちらから利用することをおすすめします。

Runway

Runwayは、テキストや画像から高品質な動画を作成できる生成AIサービスです。Runway採用のGen-4モデルは、一貫した映像生成能力（キャラのブレが少ない）で注目を集めています。

Runwayは、チャット形式のシンプルな操作もおすすめポイントで、動画生成時間もスピーディ。ただし、プロンプトに「動画」と明記しないと画像が生成されるので注意しましょう。

Image Creator

Image Creatorは、Microsoftが提供する生成AIサイトです。元々画像生成ツールとして知られていましたが、近年動画生成の機能が加わり、オールインワンなツールへと進化しました。

シンプルな操作もおすすめで、トップ画面から動画生成に切り替え、後は簡単なプロンプトを入力するだけ。高速生成モードを使えば、さらにスピーディーに動画を作成でき、縦横比の設定も直感的に行えます。

Dream Machine

Dream Machineは、テキストや画像に対応する動画生成AIです。無料プランでは画像のみを限定的に利用でき、非営利目的に限られます。

有料プランに加入すると、1080pの高解像度生成や優先処理が可能に。Plusプランでは商用利用が許可され、ウォーターマークも消せるため、プロフェッショナルな制作にも対応します。

Pika

Pikaは、プロ級の高品質な仕上がりを実現する動画生成AIです。直感的なインターフェースで誰もが簡単に扱えます。

Proプランへのアップグレードで、ウォーターマークなしのダウンロードや高速生成、月間2,300クレジットなど、より充実した創作が可能です。なお、動画の生成に時間がかかることもあるため、まずは無料枠利用をおすすめします。

HeyGen

HeyGenは、中国のスタートアップ企業が運営する生成AIサービスです。テキストから動画を作成するだけでなく、リアルなアバターを生成し、口パク（リップシンク）や自然な声の会話をプラスできます。

有料プランのCreatorは、無制限の動画生成&高速処理、さらに月間5分のアバターIV動画も対応。柔軟に使いたい方に最適な、HeyGenイチ押しのおすすめプランです。

Synthesia

Synthesiaは、イギリスのスタートアップ企業が運営する生成AIサイトです。AIアバターと多言語ナレーションを活用し、テキストから短時間で高品質なビジネス動画を生成します。

スライド作成のような手軽さで、トレーニング、マーケティング、営業など幅広い用途に利用可能です。5万社以上の企業に信頼されているおすすめツールです。

InVideo

InVideoは、動画のカットやトリミング、テキスト・音楽追加が簡単に行える生成AIです。ストック素材やAI生成ビデオで、ニーズに合わせた多彩な動画制作にチャレンジできます。

指示を出すだけで動画を自動生成するInVideo AI機能も魅力。プランは多彩で、複数人で利用したい方にはTeamがおすすめです。

Lumen5

Lumen5は、テキストからAI動画を自動生成する動画作成プラットフォームです。個人の趣味から企業の動画マーケティングまで幅広いニーズに対応しています。

基本的な機能を試せる無料プランから、プロフェッショナルな動画制作に対応する有料プランまで多彩。最も人気はProfessionalプランで、プロのビデオストーリーテラーにおすすめです。

おすすめ動画生成AIの選び方

ここでは、動画作成に最適な生成AIツールを見つけるためのポイントをまとめました。

動画生成AIツール選びは、制作効率と品質に直結します。まずは、無料プランで生成AIツールの使い勝手、動画の仕上がりをチェックしましょう。

上記の無料プランを参考に、実際に試して比較検討することをおすすめします。

おすすめの動画生成AIを使う時の注意点

動画生成AIは便利ですが、トラブルを避けるために以下の点に留意しましょう。

特に、無料お試し期間があるツールでは、期間終了後、解約しないと自動で有料プランに移行するケースが多々あります。予期せぬ課金を避けるため、無料利用の条件を事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

動画生成AIも学べるセミナー講座

「生成AIセミナー」では、Canvaでの画像生成AIをはじめDream Machineでの動画生成AIも学ぶことができます。
また、スケッチからの画像・3Dモデル生成やコード生成も学ぶことができます。

コストパフォーマンスに長けた非常に良いセミナー講座なので、ぜひ一度受講してみてください。

生成AIセミナーはこちら

おすすめの動画生成AIについてまとめ

生成AIの代表格であるChatGPTも「Sora」で動画作成に対応するなど、その応用範囲は今後もさらなる拡大が予想されます。

しかし、多様なツールが乱立する現代だからこそ、安易な利用は避けましょう。予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、各ツールの内容を深く理解してから利用を決定してください。