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【2026】NFTアートとは?買ってどうする?始め方や作り方・売り方まで徹底解説

デジタルアーティスト・BeepleのNFTアートが約75億円で落札されたニュースをご存じの方もいるでしょう。世界中に衝撃を与えたこの出来事は、「NFTアート」の名を広く認知させるきっかけにもなりました。

この記事では、NFTアートの仕組みや現在の市場、作り方や売り方など幅広く解説します。NFTアートに興味がある方、NFTの可能性について知りたい方は、ぜひ最後までご一読ください。

NFTアートとは?

NFTアートとは、NFT(非代替性トークン)を使って売買されるデジタルアートのことです。デジタルアートは誰でも簡単にコピーできますが、NFTがあることで、「この作品は誰のものか」「どんな取引が行われたか」といった記録を区別して残せるようになります。

NFTとは

NFTは、ブロックチェーン(書き換えできないデジタル台帳)を使った唯一無二のデータです。

ビットコインのように「どれも同じ価値」のデータとは異なり、一つひとつが別物として扱われます。そのため、見た目がまったく同じ画像であっても、NFTが違えば別のアート作品としてとらえられるのです。

NFTの注意点

なお、NFTはデジタルデータのコピー自体を物理的に防ぐ技術ではありません。画像自体をコピーすることは可能ですが、「その作品の正当な所有者は誰か」という記録だけはコピーできないというシステムです。また、購入=作品の著作権獲得ではないという点も注意しておきましょう。

NFTアートの市場の現在

NFTアート市場は激動の数年を経て、現在は新たな再成長の局面に入りつつあります。

中でも、SNSのアイコンとして使われるPFP(プロフィール画像)系NFTが再び注目を集め、人気が広がり始めています。

NFTアート市場の変遷

NFT取引量・販売件数(2025年1月〜10月)

NFTアートは、2021年にBeeple作品が約75億円で落札されたことをきっかけに、一気に注目を集めました。しかしその後は投機熱が落ち着き、2024年にかけて取引高が大幅に減少。市場は陰りを見せはじめます。

ところが、DappRadarの「2025年10月版 業界レポート」では、NFT取引高が前月比約30%増、売買件数も1,000万件超と、2025年で最も活発な水準に回復したことが報告されました。

添付のグラフを見ると、春先に底を打ち、夏以降に取引量・販売件数が持ち直しているのが分かります。投機中心のバブル期とは違い、今は「実際に使われ、楽しむ人」が増える再成長フェーズに入ったと考えられます。

取引が活発なNFTカテゴリーTOP6

DappRadarの市場動向をもとに、取引量や注目度が高いNFTカテゴリーをまとめました。

順位 カテゴリ 内容 概要
1位 PFP SNSアイコン用 BAYCなどの有名コレクションが人気
2位 Utility 商品の本物証明・現物交換用 実生活で使える点が評価され、急成長
3位 ゲーム ゲームキャラクターやアイテム用 プレイヤー間での売買が活発
4位 アート鑑賞 一点物、プログラム生成アート 鑑賞や作品性を重視する層に支持
5位 コレクション トレーディングカードや記念品系 新規ユーザーが増加
6位 仮想空間 仮想空間内の土地やアバター用 実際に使うことを目的に購入

参照:Over 10 Million NFTs Sold as Web3 Moves Beyond JPEGs

NFTアートを買ってできる7つのこと

NFTアートを買ってできる7つのこと

NFTアートの市場内容が具体的に分かったところで、次は実際にNFTを購入した後の具体的な活用方法をご紹介します。

活用方法 内容
転売する 二次流通での売却益。クリエイターにも収益が還元
コレクション 専用ギャラリーやメタバース空間に飾って鑑賞
SNSアイコン コミュニティの所属や自分の価値観をデジタルで表現
メタバース 仮想空間でのアバター配布、限定アイテム
限定コミュニティ参加 チャットやイベントへの参加権
商用利用 キャラクターを使ったグッズ販売や広告利用
優先購入権(AL)獲得 新作NFTを安く、確実に入手できる権利を受け取れる

NFTアートの平均価格

NFTアートの平均価格は、約187.5ドル、日本円に換算すると約27,188円です。DappRadarの調査によると、NFTの平均販売価格は

  • 2025年1月:約321ドル(日本円換算:約46,545円)
  • 2025年10月:約54ドル(日本円換算:約7,830円)

でした(1ドル=145円で換算)。かつては「数千万円の価値がつく高価なもの」というイメージが強かったNFTですが、2025年現在は、より一般的で手に取りやすい価格帯へと変化しています。

参照:Over 10 Million NFTs Sold as Web3 Moves Beyond JPEGs

NFTアートの始め方・購入・販売

NFTアートの始め方・購入・販売続いて、NFTアートの始め方・購入・販売の3ステップで利用方法を見ていきます。ここでは、暗号資産取引所「Coincheck」が運営する「Coincheck NFT」での手順をお伝えしましょう。

Coincheck NFTは、NFTアートの出品や購入、保管に対応しており、出品・購入時に必要な「ガス代」と呼ばれる手数料がかかりません。初心者でも迷わずNFTアートの取り引きができるおすすめのマーケットです。

NFTの始め方

まずは、取引所のアカウント作成と、NFTを管理するための連携を行いましょう。

ステップ1. アカウント作成

  1. Coincheckの公式サイトからアカウントを登録
  2. ログイン後、サイドバーの「Coincheck NFT」を選択
  3. 初回のみ表示される利用規約に同意

なお、iOSアプリは非対応のため、スマホの場合はブラウザ(SafariやChrome)からアクセスしてください。取り引きにはCoincheckで口座を開設しておく必要があります。

ステップ2. NFTを管理するための連携

次は、NFTを管理するため、MetaMaskと連携します。MetaMaskは、ウォレットという仮想通貨(暗号資産)専用の管理ツールで、いわゆる財布のような役割を果たします。

  1. マイページから「MetaMaskをインストール」を選択
  2. インストール完了後に「MetaMaskに接続」と表示
  3. クリックして連携を進める
  4. 連携完了後、MetaMaskのアドレスが表示

NFTアートの買い方

Coincheck NFTでは、出品者が指定した通貨(BTCやETHなど30種類以上)で購入できます。

  1. Home画面や検索から作品を探す
    (画像左上に「出品中」と表示されているものが、現在購入可能なアイテム)
  2. 商品詳細ページで価格を確認
  3. 内容に間違いがなければ「購入確認」→「購入」をクリック

これでNFTアート取引完了です。購入したNFTアートはマイページに反映されます。なお、欲しいNFTが「出品中」でなくても、こちらから希望価格を提示して「オファー」を出すこともできます。

NFTアートの売り方

最後は、自分が所有しているNFTアートをマーケットに出品して販売する手順です。

  1. マイページの「入庫前NFT」タブから、持っているNFTの「入庫」をクリック
  2. ガス代(手数料)を確認
  3. マイページの「入庫済み」アイテムの中から、売りたいNFTを選択
  4. 確認後「出庫」で確定出庫先を選択し完了

出庫先を追加する場合「出庫先を追加/削除」で追加しましょう。

参照:Coincheck

NFTアートの作り方

NFTアートの作り方続いて、NFTアートの作り方を見てみましょう。

NFTアートを作る前の準備

はじめに、NFTアートを作る前の準備からお伝えします。

NFTアートに必要なもの

必要なもの 内容
デバイス iPad、スマートフォン、パソコン
制作ソフト
  • Illustrator:デザインソフトの代表格
  • Procreate(iPad):手描きのイラスト制作に向いている
  • Canva・Adobe Firefly:デザイン補助やAI生成を活用した制作に便利

描くテーマの決定

次はNFTアートで、どういったテーマで描くのかを決めましょう。この際、以下のような人気のジャンルから選ぶと、より成果につながりやすくなります。

  • PFP (プロフィール画像):現在の主流。SNSのアイコンとして使えるキャラクター
  • ユーティリティ(実用性):保有者限定の特典やコミュニティ参加権など

Illustratorを使った制作の基本ステップ

プロの現場でも使われるIllustratorを使えば、拡大しても画質が落ちない高品質なNFTアートが作成できます。ここでは、基本の使い方をステップでお伝えしましょう。

  1. 手書きのラフ画像を配置し、不透明度を下げてガイドにする
  2. 「ペンツール」や「図形ツール」を使い、なめらかな線(パス)で形を描く
  3. ライブペイント機能などで彩色
    (※NFTでは「色のバリエーション」を増やすのがコツです。)
  4. 文字要素を入れる場合は、フォントをアウトライン化してデザインの一部にする
  5. マーケットプレイスに適した形式(PNGやJPG)で出力する

NFTアート作りに最適なIllustratorを学ぼう!

Illustrator基礎セミナーユーザーの目を惹き、購入へとつなげるNFTアートを制作するには、線や形を正確に扱う力や、用途に合ったデータの書き出しなど、様々なスキルが必要です。

Illustrator基礎セミナーでは、プロの現場でも使われているデザインソフト・Illustratorを使い、パス操作やアイコン制作、タイポグラフィといった、NFTアート制作に直結するスキルを基礎から学べます。

セミナー名Illustrator基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

Illustratorについては以下の記事をご参照ください。できること、Illustrator初心者の方に向け、基本機能をわかりやすく解説しています。

【2025】Illustratorとは?初心者でも分かる基本機能や使い方を解説

Illustratorの値段が知りたい方は、以下の記事をご参照ください。安く利用できるコツもお伝えしています。

NFTアートで稼ぐコツ

NFTアートで稼ぐコツ

NFTアートは、作品に込められた想いや、作者の活動そのものに価値がつきやすいです。これを踏まえて、NFTアートで稼ぐコツをお伝えしましょう。

作品と一緒にストーリーを届ける

NFTアートは「なぜこの作品を作ったのか」「この先、どんな世界を作っていきたいのか」こうした背景が伝わるほど、作品に共感する人が増え、「応援したい」という気持ちが生まれます。

収益につなげるためには、作品の背後にある作者自身のストーリーを一緒に届けることを心がけましょう。

SNSで認知度を高める

作品に込めたストーリーを届けるには、SNSの発信が効果的です。この際、ただ発信するのではなく、作品を無料配布し、フォローやリポストを通じて認知を広げましょう。

こういった行為は「Giveaway」といい、企画修了後は当選者の発表をしっかり行うことで、信頼性も高まります。その他、日々の悩みや想いを継続的に発信するのも重要です。作者自身の魅力が伝わると、完成品の付加価値が高まります。

NFTアートでよくある質問

最後に、NFTアートでよくある質問を3つご紹介します。

NFTアートの購入はどうすればいいですか?
NFTアートは、NFTマーケットプレイスで購入します。なお、Coincheck NFTのように、作品ごとに指定された暗号資産(ETH、BTCなど)を事前に保有しておく必要があります。
他人の作品を勝手にNFT化して販売できますか?
できません。他人の作品を無断でNFTとして販売すると、著作権侵害にあたる可能性があります。必ず自分が権利を持つ作品のみを扱いましょう。
NFTは詐欺やトラブルが多いのですか?
NFT市場はまだ新しく、詐欺やトラブルが起こりやすいのは事実です。偽物のNFT販売やフィッシング詐欺、ウォレットの不正アクセスなどが報告されています。公式サイトや正規リンクを確認し、不審なDMやリンクには反応しないことが重要です。

NFTアートについてまとめ

NFTアートは、知識がないと難しそうに見えますが、本記事で紹介したように始め方も買い方・売り方もそれほど難しくはありません。大切なのは、「描きたいイメージがうまく形にできない」といった障壁を下げることです。

そういうときは、自己流に頼らず、セミナーでプロから指南を受けましょう。表現の幅が広がることで、NFTアートスキルも一気に高まります。

【2025】NFTアートとは?買ってどうする?作り方や売り方・現在オワコンかも解説
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