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【2024】Indesignで表を作る方法!コツや上手く作れない時の対処法もご紹介

Indesignで表を作ったことがない人や表を作ろうとして失敗したことがある方はいませんか。Indesignはデザインに特化した専門のツールですから、操作方法や表作成のコツを知らずに使ってしまうと失敗しやすくなります。
そこで、Indesignの特徴や表を作る方法・手順、表を作る際のコツ、上手くいかない時に知っておきたい対処法をまとめて紹介します。

Indesignとは

Indesignとは

Indesignとは、正式には「Adobe InDesign」と呼ばれるアドビ株式会社が提供しているDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトウェアのことです。Adobe Indesignの特徴は、レイアウトデザインを専門にした作成作業ができることにあります。例えば、紙媒体の印刷物のデザインや配置を決める作業、デジタルコンテンツの作成などです。

必要スペック

Windows

Mac

プロセッサー

Intel マルチコアプロセッサー(64 ビット対応)または AMD Athlon® 64 プロセッサー。

  • Intel マルチコアプロセッサーまたは Apple Silicon/M1/M2。
  • SSE4.2 以上の SIMD エンジン.

オペレーティングシステム

  • Windows 10(64 ビット)
  • Windows 11(64 ビット)

Windows 10 バージョン 21H2、22H2、および Windows 11 バージョン 21H2、22H2 でサポートされています。

  • macOS バージョン 13(Ventura)
  • macOS バージョン 12(Monterey)
  • macOS バージョン 11 (Big Sur)

RAM

8 GB 以上の RAM(16 GB 以上を推奨)

8 GB 以上の RAM(16 GB 以上を推奨)

ハードディスク

3.6 GB 以上の空き容量のあるハードディスク
SSD 推奨

4.5 GB 以上の空き容量のあるハードディスク

引用:Adobe Indesign公式

主に、カスタマイズ可能な「グリッド」や「ガイド」の機能を使用して、レイアウトと文字の組み合わせを効率的に行うことができます。さらに、テンプレートやマスターページ機能などを活用することで、共通のデザインを繰り返し使えるのも魅力です。さまざまなフォントから適切な種類を選択し、段落スタイルを統一することも可能でしょう。

その上で、InDesignのメリットは、テキストや画像の配置、整形を行える機能があることです。専門的なデザイン作業に必要なことをカバーしており、印刷物やデジタルメディアにおいて重宝します。また、InDesignは他のAdobe製品との連携もスムーズです。「Illustrator」や「Photoshop」などのソフトで作成した図表やグラフィック、写真を簡単に読み込むことができます。

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Indesignで表を作る方法

Indesignで表を作る方法

以下は、InDesignで表を作成する具体的な方法です。まず、表を作るにはInDesignを画面上から開いて、新しいドキュメントを作成します。
次に、テーブルを追加するために、テキストフレームの内側からテーブルツールを選択します。ツールパネルにある四角形のアイコンです。ドキュメント上でテーブルの領域を作成するために、マウスをクリックしてドラッグします。このとき、テーブルの行数と列数を指定することができます。

テーブルが作成されたら、テーブルモードに切り替えることです。テーブルツールを選択したまま、テーブル上をクリックします。テーブルモードでは、セルにテキストやデータを入力します。セル内でテキストを入力するには、単にクリックしてから入力を開始しましょう。テーブルのスタイルをカスタマイズするには、テーブルツールを選択したまま、テーブル上で右クリックし、「テーブルのオプション」を選択することです。もしくは、メニューバーの「テーブル」→「テーブルのオプション」を選択します。

テーブルのオプションダイアログボックスでは、テーブルのスタイル、罫線、背景色などのプロパティを設定できます。必要に応じて、行や列のサイズも調整することも可能です。表の外観を調整するために、テーブルモードでテーブルを選択し、メニューバーの「ウィンドウ」→「スタイル」→「セルスタイル」を選択することもできます。以上から、セルスタイルパネルが表示され、セルやテーブル全体のスタイルを編集する流れです。

完成した表を他のコンテンツと組み合わせるために、テーブルをInDesignのドキュメント内で移動、リサイズ、配置することが可能です。必要に応じて、テーブルの内容や外観を調整し、デザインに合わせた表を作成してみましょう。

Indesignでうまく表を作るコツ

先に表を作成する場合

Indesignでは、表を作るコツとして、3つのパターンを理解して表作成の手順を確認することです。(1)先に表を作る場合は、「表を作成」の選択を行う、(2)先にテキストがある場合は、「テキストを表に変換」の選択で表にする、(3)エクセルデータを利用する場合、「テキストフレーム」で表を作成する、です。

まず、先に表を作成する場合は、「表を作成」のオプションを選択します。テーブルツールがアクティブになり、ドキュメントにテーブルの外枠を描画することが可能です。行数と列数を指定してテーブルのサイズを決め、必要に応じて行や列の幅を調整します。

また、すでにテキストがある場合は、「テキストを表に変換」のオプションを選択することもできます。テキストを自動的にテーブルに変換することができます。選択時にテキスト部分の背景が黒くなったら成功です。

テキストを表に変換する

エクセルデータを利用する場合は、「テキストフレーム」を使用してテーブルを作成することもできます。追加でテーブル内のセルにテキストを挿入するときは、テキストツールを選択し、セル内にカーソルを置いてテキストを入力しましょう。テキストの書式設定や装飾は、通常のテキスト作成と同様に行うことができます。

Excelデータを使用する場合

また、外観を整える場合の作成のコツは、セルの結合や分割の操作に慣れることです。セルを結合する場合は、結合したいセルを選択し、右クリック後に「セルの結合」を選択します。一方、セルを分割する場合は、分割したいセルを選択し、右クリックで「セルの分割」を選びます。それから表の書式設定も重要です。テーブル全体や個々のセルに対して、罫線や背景色、テキストの配置などの書式を設定することができます。上記の方法で、思い通りに表の見た目やデザインをカスタマイズすることができます。

セルの結合

さらに、基本的な機能として、InDesignでは他のソフトウェアで編集したデータを簡単に取り込んだり、InDesignで作成した表を他のアプリケーションで使用したりすることができます。そのため、作成の幅を広げるために、他のアプリケーションからデータをインポート、テーブルをExcelやCSV形式でエクスポートする機能を活用することもコツの1つです。

以上が、InDesignで表を作成する際のコツです。これらのテクニックを活用しながら、見やすくデザイン性の高い表を作成しましょう。

Indesignで表を作るのが上手くいかない時の対処法

Indesignで表の作り方が上手くいかない場合、以下の対処法を試してみてください。

まずは、テキストフレームで行の設定が「ずれる」「できない」など思った通りに揃わない場合です。このとき、段落設定の「グリッド揃え」を「なし」に変更します。

フレームグリッドで行が上手く揃わない場合は、行送りを「自動」に設定し、チェックがある場合には外します。表の中身が表示されない場合は、セルの横幅を調整し、その後、行の高さが指定値を超えているなら最小限度に変更します。セルの高さが200mmを超えている場合は、セルの属性から最大限度を増やします。

インラインオブジェクトが前の段落にかかってしまう場合は、行送りを「自動」に設定します。インラインオブジェクトを入れた行が「2行になる」「ズレる」などの場合は、行送りを文字サイズと同じに設定します。合成フォントが文字化けする場合は、同じ欧文フォントが重複していないか確認し、重複があれば解消します。

PDFを書き出すと画像が消える場合は、ファイルを開いてから少し時間をおいてからPDFを書き出します。これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、Adobeのサポートに問い合わせるか、破損ファイルを送信して修復を依頼することもできます。

Indesignに似たソフトにIllustratorがあるので、どうしてもIndesignが使いづらければこちらも検討してみてください。

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Indesignの表の作り方やコツを押さえよう

今回は、Indesignで表を作る方法として具体的な手順や表を作るコツ、上手くいかない時の対処法などを解説しました。
Indesignを初めて使う方や使い慣れていない方は、想定のとおりに表を作れないこともあります。
Indesignはコツを押さえることで簡単に表作成ができるため、操作になっることが重要です。
上記で取り上げた基本的な使い方や対処法を確認しておきましょう。

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