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【2026】テクスチャとは?マテリアル・シェーダーとの違いや3Dモデリングソフトでの使い方を解説!

3DCG制作でリアルな質感を表現するために欠かせないのがテクスチャです。木材や金属などの素材感を表現できるため、3Dモデルの見た目のクオリティを高められます。

本記事では、テクスチャの意味やマテリアル・シェーダーとの違いを解説しています。また、Blenderでモデルにテクスチャを適用する方法やおすすめの無料素材サイトも紹介しているので、ぜひ3DCG制作の参考にしてみてください。

テクスチャとは

テクスチャとは

テクスチャとは、3Dオブジェクトの表面に貼り付ける画像データのことです。リアルな質感や模様を表現できるため、同じ3Dモデルでもテクスチャを変更するだけで見た目の印象を大きく変えられます。

また、細かな凹凸や模様を画像で再現するので、面の数が少なくて済むのも特徴です。これによりデータ容量を抑えられ、レンダリングの時間も短縮できます。

マテリアル・シェーダーとの違い

テクスチャと似た言葉として、マテリアルとシェーダーがあります。テクスチャ・マテリアル・シェーダーの役割は以下の表のとおりです。

項目 役割
テクスチャ マテリアルに読み込ませる画像データ。模様や質感を表現するために使用する。
マテリアル オブジェクトの色や光沢、透明度など、見た目全体を設定する情報。
シェーダー 光の反射や陰影、質感などを計算し、画面へ描画する仕組み。

マテリアルはオブジェクトの外観を決める設定全体を指しており、テクスチャはマテリアルを構成する一つの要素です。そして、シェーダーはマテリアルの情報をもとに、陰影処理を行うためのプログラムです。

また、3DCGソフトでマテリアルやテクスチャを適用する方法を知りたい方は、Blender基礎セミナーをチェックしてみてください。Blender基礎セミナーでは、実際に3Dモデルを制作しながら、マテリアルやテクスチャの適用方法を学べます。実践的に制作を進めながら学習できるため、初心者でも理解を深めやすいでしょう。

テクスチャマップの種類

3DCG制作では、テクスチャマップと呼ばれる画像を複数組み合わせてリアルな色や質感を表現します。以下は、主なテクスチャマップです。

  1. アルベド
  2. ラフネス
  3. ノーマル
  4. ディスプレイスメント
  5. メタリック
  6. アンビエントオクルージョン

これらのテクスチャマップの特徴について見ていきましょう。

①アルベド

アルベドは、オブジェクトの色や模様を表現できるテクスチャマップです。表面の基本色や光の反射を示すパラメータです。

物質の反射率を定義し、マテリアルの見え方に影響を与えます。

②ラフネス

ラフネスは、オブジェクト表面の粗さを表現するテクスチャマップです。白黒のグレースケールで設定されており、白に近いほど表面が粗くなります。

一方、黒に近いほど表面が滑らかになり、光沢のある質感を表現できます。

③ノーマル

ノーマルは、オブジェクトに疑似的な凹凸を表現できるテクスチャマップです。青紫色の画像で表現されているのが特徴です。

実際にポリゴンを増やす必要がないため、データ容量を抑えながらリアルな凹凸表現を行えます。

④ディスプレイスメント

ディスプレイスメントは、立体的な凹凸を表現できるテクスチャマップです。ノーマルマップのような見た目だけの凹凸ではなく、実際にオブジェクトの形状そのものを変形させるため、よりリアルな質感を再現できます。

その反面、ノーマルマップよりも処理負荷が高くなります。

⑤メタリック

メタリックは、オブジェクトが金属か非金属かを表現するためのテクスチャマップです。値は0から1のグレースケールで設定できますが、中間値を使用することは少なく、0もしくは1で設定されるのが一般的です。

値を「1」にすると金属として扱われ、高い反射率を持つ質感になります。一方、「0」にすると非金属として描画されます。

⑥アンビエントオクルージョン

アンビエントオクルージョンは、物体が隣接する箇所や凹んでいる部分にできる影を表現できるテクスチャマップです。光が届きにくい箇所を自然に暗くできるため、照明が少ないシーンでも陰影が強調され、3Dモデルによりリアルな立体感を与えられます。

Blenderでテクスチャを使用する方法

無料の3DCGソフトである「Blender」で作成したモデルにテクスチャを適用する方法を紹介します。無料のアドオンを使うと専門的な知識がなくても、簡単にテクスチャを使用することができるので、今回はアドオンを使った方法を見ていきましょう。

①テクスチャをダウンロードする

まずは、Blenderで使用するテクスチャ素材をダウンロードします。今回は、無料かつ商用利用可能な3DCGの素材サイトである「Poly Haven」を使用します。

Poly Havenの素材はクレジット表記が不要なため、商用利用する際でも使い勝手に優れています。Poly Havenのサイトへアクセスしたら、画面中央の「テクスチャを閲覧する」をクリックし、サイドメニューから使用したいテクスチャを探しましょう。

「テクスチャを閲覧する」をクリックする

今回は「床」→「人工」→「石」の順に選択すると表示される、「Rock Tile Floor」を使用します。素材ページを開いたら、画面右上にある「ダウンロード」をクリックしましょう。

「ダウンロード」をクリックする

なお、解像度は1Kから8Kまで選択できますが、高解像度の素材ほどBlenderでの動作が重くなりやすいため、用途に応じて選ぶことが大切です。テクスチャ素材のZIPファイルがダウンロードできたら、任意の場所に展開しておきます。

②Blenderで下準備を行う

Blenderを起動し、初期配置されている立方体をDeleteキーで削除します。その後、Shift+Aキーを押して「メッシュ」から「平面」を選択し、平面オブジェクトを作成しましょう。

「平面」選択する

続いて、3Dビューポート右上のアイコンから「マテリアルプレビュー」に変更します。次に、画面下部のエリアをドラッグで広げ、左上のアイコンから「シェーダーエディター」に変更したら、シェーダーエディター上部の「新規」をクリックします。

「シェーダーエディター」に変更する

また、Blenderの基本操作やモデリングの流れを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。Blenderの基本的な使い方から、実際に3Dモデルを作成する方法まで画像付きで解説しています。

【2026】Blenderを使った家の作り方を画像付きで解説!学習方法も紹介

③アドオンを追加する

Blenderの標準アドオンである「Node Wrangler」を使用すれば、複雑なノード操作をしなくても、素材を読み込むだけで簡単にモデルにテクスチャを適用できます。

画面上部の編集メニューから「プリファレンス」を開き、サイドメニューから「アドオン」を選択します。検索欄に「Node Wrangler」と入力し、表示されたアドオンにチェックを入れて有効化してください。

チェックを入れて有効化する

最後にプリファレンス画面の左下にある三本線のアイコンをクリックし、「プリファレンスを保存」を選択します。

また、Blenderのアドオンについては、以下の記事で詳しく解説しています。アドオンを使うメリットや注意点を知りたい方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2026】Blenderのアドオンとは?おすすめアドオンも解説

③テクスチャを適用する

アドオンを有効化したら、ダウンロードしたテクスチャをオブジェクトへ適用します。シェーダーエディターで「プリンシブルBSDF」をクリックもしくはドラッグで選択し、Ctrl+Shift+Tキーを押してください。

ダウンロードしてきたテクスチャフォルダを開き、フォルダ内の画像ファイルをすべて選択した状態で、「プリンシブルテクスチャセットアップ」をクリックしましょう。

「プリンシブルテクスチャセットアップ」をクリックする

すると、テクスチャがオブジェクトへ自動で適用されます。

テクスチャが適用される

また、CG制作に活かせるBlenderスキルを上達させたい方には、Blender基礎セミナーがおすすめです。Blender基礎セミナーでは、Blenderの基本的な使い方はもちろん、テクスチャやマテリアルの設定方法まで網羅的に学べます。ハンズオン形式で講座は進むので、効率的にスキルを習得できるでしょう。

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3Dモデルにテクスチャを貼るためのUV展開とは?

UV展開とは、2Dのテクスチャ画像を3Dモデルへ正しく貼り付けるために行う作業です。3Dモデルにシームと呼ばれる切れ目を設定し、モデルを2Dの平面へ展開することで、テクスチャを適切な位置へ配置できるようになります。

UV展開を行わないと、テクスチャが場所によって引き伸ばされたり縮んだりして、意図した見た目になりません。なお、UV展開機能はBlenderやMayaなど、多くの3DCGソフトに標準搭載されています。

CG制作に活用できる無料のテクスチャサイト3選

CG制作に使うテクスチャを一から作成するのは手間がかかりますが、以下のサイトを利用すれば、高品質なテクスチャ素材が無料で手に入ります。

  1. Poly Haven
  2. Texture Box
  3. AmbientCG

これらのテクスチャ配布サイトの特徴について見ていきましょう。

①Poly Haven

Poly Haven

引用:Poly Haven

Poly Havenは、無料かつCC0ライセンスで提供されている3DCG素材サイトです。商用利用も可能で、クレジット表記なしで安心して利用できます。

高品質なテクスチャや3Dモデルが豊富に公開されており、リアルなCG制作に活用しやすいのが特徴です。また、会員登録をしなくてもすぐに素材をダウンロードできるため、必要な素材を手軽に入手できるのも魅力です。

②Texture Box

Texture Box

引用:Texture Box

Texture Boxは、CC0ライセンスで提供されている無料の素材サイトです。100種類以上のテクスチャをダウンロードでき、レンガやタイル、金属など幅広い素材が用意されています。

会員登録は不要で、必要なテクスチャをすぐにダウンロードできます。

③AmbientCG

AmbientCG

引用:AmbientCG

AmbientCGは、ゲーム制作や建築パース制作などに使える高品質なテクスチャをダウンロードできる素材サイトです。CC0ライセンスで提供されているため、クレジット表記不要で商用利用ができます。

また、素材はカテゴリごとに細かく分類されているので、目的に合ったテクスチャを効率よく探せます。

テクスチャについてのまとめ

今回は、テクスチャの意味やマテリアル・シェーダーとの違い、Blenderでの適用方法などについて解説しました。テクスチャを活用することで、3DCGモデルにリアリティのある質感を適用できます。

また、高品質なテクスチャは無料で配布されているものも多いため、コストをかけずに利用できるのも特徴です。本記事を参考に、テクスチャを活用して、より完成度の高い3DCG制作に挑戦してみてください。

テクスチャとは?マテリアル・シェーダーとの違いや3Dモデリングソフトでの使い方を解説!
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