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【2024】おすすめ無料3DCGソフト5選!違いや無料で使える理由も解説

コンピュータの中で立体的な3DCGを作るためには、3DCGソフトを使わなければなりません。
3DCGソフトは有料のものが多いですが、無料で使える3DCGソフトもあります。
おすすめ無料3DCGソフトや有料3DCGソフトとの違いについて紹介していきます。

無料で使える3DCGソフトの特徴

無料で使える3DCGソフトの特徴

引用:Blender

無料で3DCGソフトを使いたいけれども、何ができるのか、なぜ無料なのかが気になるという人もいるでしょう。まずは無料で使える3DCGソフトの基本的な特徴を知っておきましょう。

  • 基本的な機能は一通り使用できる
  • 機能はソフトごとに大きく違う
  • 無料である理由はソフトによって違う

無料でも3DCGソフトの基本的な機能は使える

無料だと3DCGソフトとして満足に機能しないのではないかと、疑問に思う人がいるかもしれません。けれど無料の3DCGソフトの中には、高性能なものも数多くあります。
大勢の人に利用されている製品であれば、3DCGソフトの基本的な機能は一通り使用できると考えて問題はありません。

具体的な機能は3DCGソフトごとに大きく違う

ひと口で無料の3DCGソフトといっても、全てが同じ機能というわけではありません。
具体的な操作方法やモデリングをする手法などはソフトによって違い、造形できるモデルのクオリティにも差が出ることが多いです。個人の好みや相性・使用目的に応じて、3DCGソフトを選ぶようにしましょう。

無料で使える理由がある

3DCGソフトが無料で利用できる理由はソフトによって違います
誰でも3DCGソフトが使えるようという善意が元になっている場合や、参入者を増やして3DCG市場を大きくすることが目的など様々です。
本来は有料版だけれども一部が無料版として提供される場合も珍しくなく、無料版で物足りなくなった時に、有料版への乗り換え誘導をする仕組みになっています。

3DCGとは何かについて詳しく知りたいならこちらの記事がおすすめです。

【2024】3DCGとは?おすすめソフト3選やデザイナーの仕事内容

無料3DCGソフトと有料3DCGソフトの違い

3DCGは無料版と有料版で色々な違いがあります。全てのソフトに当てはまるとは限りませんが、具体的に何が違うのかを確認していきましょう。

無料版 有料版
機能の違い 機能が少ない 機能が多い
汎用性の違い 専門性は低いが汎用性が高い 特定の使い方に特化した商品もある
サポートの違い サポート無し。
自分で解決する必要がある
サポート有り。
問い合わせが可能

無料版は機能が制限される

無料版と有料版の大きな違いとしては機能面が挙げられます。
有料版と比べて、無料版の方が機能が少ないことが多いです。
そのため、有料版の方が単純にできることが多いと考えておきましょう。具体的には、機能を拡張させられるアドオンの数や、3DCGを出力する際に選べる形式の種類などが違います。

有料版には特定の使い方に特化したものがある

有料版の3DCGソフトには、主にビジネスで使用するために、機械製造や映像制作など特定の使い方に特化している製品があります。ひとつのソフト内で、使い方に応じて複数のバリエーションが用意されていることも珍しくありません。

そのため有料版の3DCGソフトをより効率的に使うのであれば、特化したものを選ぶことが望ましいです。それに対して無料版には、特化したものはほとんどありません。
汎用性が高いため、色々な目的で使えると考えて問題ないでしょう。

サポートの有無が異なる

ほとんどの有料版3DCGにはサポートが付属しています。使用していて分からないことがあったり、トラブルが発生したりしたら、電話やメールなどで問い合わせが可能です。
無料版にはそのようなサポートはまずないため、自ら情報収集をしたりコミュニティなどで有識者に質問したりして、問題を解決する必要があります。

無料で使えるおすすめ3DCGソフト5選!

無料で使える3DCGソフトは種類が非常に豊富です。その中から、選ばれることが多いおすすめの3DCGソフトを5つ紹介していきます。

1.Blender

Blender

引用:Blender

無料で使える3DCGソフトの中でも、特に人気で選ばれることが多いのが「Blender」という3DCGソフトです。
オープンソース型のソフトであり、全ての機能を無料で使用することができます
有料ソフトに劣らない程の高い性能を持っていて、映像制作のプロが使用する例も多いです。

プロにも対応できる機能を備えているため、使いこなせるようになるには時間がかかるかもしれません。ですが、無料で高性能な3DCGソフトを使いたいのであれば、Blenderを選んで間違いはないでしょう。

Blenderは他のソフトと組み合わせることなく、3Dのモデリングから仕上げのレンダリングまで一通りの作業ができます。さらに、オープンソースであるため、機能を拡張できるアドオンが豊富です。主に有志が作ったアドオンは無料で使えるので、完全無料で快適な3DCGの作成環境を整えることも不可能ではありません。

【2024】Blenderとは?ソフトの特徴や使うメリットを解説

2.Tinkercad

Tinkercad

引用:Tinkercad

Tinkercadはインターネットにアクセスして、ブラウザ上で使用することができるソフトです。
ダウンロードやインストールが必要なく、アカウントを作るだけで使えます。
そのため、手軽に3DCGソフトを使いたいという人におすすめです。

無料3DCGソフトの中でも機能が多い方ではないため、高クオリティな3DCG制作向きではないですが、機能の多さに惑わされずにストレスなく使えるでしょう。
基本的な操作は、用意されているオブジェクトを選んで配置していくというシンプルな形です。
したがって、3DCGソフトの入門用としても使えるでしょう。

3.Sculptris

Sculptris

引用:OakCorp

数ある3DCGソフトの中でも個性的な、粘度をこねるような感覚でモデルを作ることができるソフトです。ベースとなっている粘度の一部を引っ張って形を作っているので、難しい操作が必要ありません。シンプルな使い勝手ながら、彫刻のような複雑なモデルも作成可能です。

モデルの表面に細かな凹凸を作れるブラシや、表面に模様を付けられるペイントなどの機能もあります。リアルな動物や植物のモデルを作ることも、不可能ではありません。

4.DOGA L-1

DOGA L-1

引用:DOGA

DOGA L-1は3DCGアニメーションを作成するためのソフトです。
3DCGに興味がある人が、簡単に3DCGを作れることをコンセプトにしています。DOGAはシリーズで中には有料版もありますが、DOGA L-1はエントリーモデルなので無料で使用可能です。

DOGA L-1を使用すると、宇宙空間で戦闘機が戦うという限定されたシチュエーションの3DCGアニメーションが作れます。基本的な操作は、戦闘機のパーツを組み合わせていくだけなので難しくはありません。3DCGにあまり詳しくない人が、3DCGに触れるために向いているといえるでしょう。

【2024】DOGA L-1とはどんなソフト?できることとメリット・デメリット

5.Metasequoia

Metasequoia

引用:Metasequoia

Metasequoiaは点と点を結んでCGを作っていく、ポリゴンがベースの3DCGソフトです。
日本製であり、直感的な操作ができるため、3DCGに慣れていない日本人に向いています。
使い始めてから短い期間で、3DCGのポリゴンモデルを作れるようになるでしょう。

Metasequoiaは本来有料ソフトですが、無料版を利用できます。
無料版なので一部の機能が制限されますが、対応するファイル形式が選べないなどの制限です。そのため3DCGで造形を行う分には、制限の影響を大きく受けることはないでしょう。

おすすめ3DCGソフトはこちらの記事でも紹介しています。

【2024】おすすめ3DCGソフト5選!スタッフのレビューと人気ソフト

無料3DCGソフトの基本的な使い方

無料で3DCGソフトを使用する方法は、大体共通しています。その簡単な内容を手順に分けて説明します。

ダウンロードとインストール

ほとんどの無料3DCGソフトを使用するためには、まずは専用のサイトにアクセスして、ダウンロードをしなければなりません。3DCGソフトによっては、メールアドレスなどを使用してアカウントを作る必要があります。そして、ダウンロードしたソフトをインストールすれば、使えるようになります。

モデリングで3DCGを作成

インストールした3DCGソフトは、立ち上げたらすぐにモデリングが可能ですが、具体的なモデリングの方法はソフトごとに大きく異なります。あらかじめ用意されているオブジェクトを配置するものや、マウスをペンのように使って造形するものなど、多種多様です。3DCGソフトによっては、モデルの表面に質感や模様を持たせる、テクスチャができる場合もあります。

外環境を設定して光や影を付ける

モデリングした段階の3DCGをより立体的にするには、光や影を付ける必要があります。
基本的にはモデルが置いてある外環境を想定して、光源を配置する形です。
光源を置く位置に応じて3DCGソフトが自動で光と影を付けてくれますが、色々なシチュエーションで使用するモデルを作る場合は、この工程を省くこともあります。

レンダリングで出力を行う

完成したモデルはソフト内では数式データとして認識されています。それを画像や映像のデータに変えるためには、仕上げとしてレンダリングという処理を行わなければなりません
レンダリングで出力して初めて、モデルを色々な形で使用できるようになります。

人気の無料ソフト・Blenderの使い方について詳しく知りたい方は、こちらの動画がおすすめです。

無料でも高機能な3DCGソフトはたくさんある

3DCGソフトはお金を払って買わなければならない、と考えている人が多いのではないでしょうか。けれど実際は、無料で使える高性能な3DCGソフトは数多くあります
スペックの基準を満たしたパソコンさえあれば使用できるので、気軽にダウンロードしてみると良いでしょう。

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