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【2026】RGBとCMYKの違いは?変換方法や使い分け方を解説

デザイン作業を行う際に意識しなければならないのが、RGBやCMYKといったカラーモードの違いです。適切なカラーモードが選択できていないと、仕上がりの色合いに違いが出たり、印刷時に差し戻しが発生したりする可能性があります。

しかし、RGBとCMYKの違いについて詳しく理解していないという方も多いでしょう。本記事では、RGBとCMYKの違いを表で解説しています。変換のやり方や使い分け方を知りたい方も、ぜひ最後までご覧ください。

RGBとCMYKの違い

RGBとCMYKは、いずれも色を表すカラーモードです。RGBとCMYKの違いを以下にまとめました。

違いの比較項目 RGB CMYK
色の構成 赤・緑・青 シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック
仕組み 加法混色 減法混色
色を混ぜたとき 明るくなり、白に近づく 暗くなり、黒に近づく
主な用途 ディスプレイ・スマートフォンなど チラシ・ポスター・パンフレットなどの印刷物

RGBはディスプレイやスマートフォンなどで表示する画像に、CMYKはチラシやポスター、パンフレットなどの印刷物に使用されるという違いがあります。それぞれで色の表現方法が異なるため、用途に応じて使い分けることが大切です。

RGBとは

RGBは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色で構成されるカラーモードです。光の三原色を組み合わせて色を表現する加法混色であり、光を混ぜるほど明るくなり、白に近づきます。

主に、パソコンのディスプレイやスマートフォンなどのデバイスで使用されます。WebサイトやSNSに掲載する画像を制作する場合は、RGBで作成するのが一般的です。

RGBとCMYKの違いは、デザイナーなら押さえておくべき要素です。以下の記事では、カラーモードの知識が求められるWebデザインの仕事内容や仕事の取り方、平均年収などについて紹介しています。

【2026】Webデザインの仕事とは?仕事内容・年収・必要なスキルを紹介

RGBのカラーコード

RGBで色を表す際は、#と6桁の数字・アルファベットでコードを指定します。0〜9とA〜Fの組み合わせで成り立っており、最初の2桁がR、中間の2桁がG、最後の2桁がBを表しています。

カラーコードの例
黒:#000000
白:#FFFFFF
赤:#FF0000
緑:#00FF00
青:#0000FF
黄:#FFFF00
ディスプレイでは16の6乗である1677万7216色まで扱えるため、3色のパラメータを2桁の16進数に変換して指定できます。

CMYKとは

CMYKは、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、ブラック(Key Plate)の4色を組み合わせて色を表現するカラーモードです。RGBと違い、色を重ねるほど明度が下がる減法混色であり、最終的には黒に近づきます。

主に、チラシやポスター、パンフレットなどの印刷物で使われます。

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CMYKのKとは?

CMYKの「K」は黒を意味しますが、「Black」ではなく、「Key Plate(キープレート)」の頭文字が使われています。キープレートとは、印刷物の輪郭や細部を出力するために作られた版のことです。

キープレートには黒版が使用されていたことから、名称にKが使われています。

RGBとCMYKで色に違いが出る理由

RGBとCMYKで色に違いが出る理由

RGBとCMYKで色の見え方に違いが出るのは、色を表現する仕組みが違うためです。RGBは光を混ぜて色を作るのに対し、CMYKはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックのインキを重ねて色を表現するという違いがありまます。

また、RGBの方がCMYKよりも色域が広く、鮮明な色を表現しやすい点が特徴です。一方で、CMYKは色域が狭く、RGBよりも色の鮮明さが損なわれる傾向があります。

RGBとCMYKの違いを知り適切に使い分ける

RGBとCMYKの違いを正しく理解することで、印刷時の色の違いによるトラブルを防ぎやすくなります。RGBとCMYKの使い分け方として、以下について詳しく見ていきましょう。

  1. ディスプレイに表示する画像はRGBを使う
  2. 紙に印刷するデザインはCMYKを使う

①ディスプレイに表示する画像はRGBを使う

WebサイトやSNSに掲載する画像、デジタル写真など、ディスプレイで表示するデータにはRGBが適しています。ディスプレイは光を使って表現するため、光の三原色を組み合わせるRGBの仕組みと相性が良いためです。

また、RGBはCMYKよりも色域が広く、鮮明な色を表現しやすい点も特徴です。そのため、写真のように豊かな色彩や明るさを表現したい場合にも向いています。

②紙に印刷するデザインはCMYKを使う

チラシやポスター、パンフレットなど、紙に印刷するデザインにはCMYKが適しています。印刷は光ではなく、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のインキを使って色を表現するため、実際の印刷に合わせたCMYKでデータを作成することが大切です。

RGBはCMYKよりも表現できる色が少ないため、RGBで作成したデザインをそのまま印刷すると、ディスプレイで見ていた色と仕上がりの色合いに違いが出る場合があります。

RGBをCMYKに変換する方法

Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)といったデザインソフトでは、RGBをCMYKに変換できます。それぞれワンクリックで切り替えができるので、手順について見ていきましょう。

PhotoshopでRGBをCMYKに変換する手順

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 画面上部の「イメージ」メニューをクリックする
  2. 「モード」をクリックする
  3. 「RGBカラー」から「CMYKカラー」に変更する「CMYKカラー」に変更する

CMYKへの変換後は、色合いが少しくすんだ印象になります。

また、デザインの仕事を行うには、カラーモードの違いを理解することが大切です。GETT ProskillのWebデザインセミナー 全7講座パックでは、PhotoshopをはじめとしたWebデザインに必要な知識をまとめて学べます。

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IllustratorでRGBをCMYKに変換する手順

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 画面上部の「ファイル」メニューをクリックする
  2. 「ドキュメントのカラーモード」をクリックする
  3. 「RGBカラー」から「CMYKカラー」に変更する「CMYKカラー」に変更する

印刷用途でデザインを作成する場合は、後から変更のないように、あらかじめCMYKで作り始めるように注意しましょう。

また、PhotoshopとIllustratorの違いについては、以下の記事で解説しています。用途や料金、使い方などの違いを紹介しているので、これらのデザインソフトをどのように使い分けたらよいのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【2026】PhotoshopとIllustratorの違いを比較!用途・料金・選び方を解説

画像データがRGBかCMYKかを見分ける方法

Photoshopを使えば、画像データがRGBとCMYKのどちらで作成されているかをチェックできます。主な確認の仕方は以下のとおりです。

  1. ドキュメントタブで確認する
  2. 情報パネルで確認する
  3. モードで確認する

①ドキュメントタブで確認する

Photoshopで画像を開き、ドキュメントタブを確認すると、以下の画像のようにその画像のカラーモードがファイル名の末に表示されます。

ドキュメントタブで確認する

②情報パネルで確認する

情報パネルからもカラーモードを確認可能です。情報パネルは、上部の「ウィンドウ」メニューから「情報」にチェックを入れることで表示できます。

情報パネルが開いたら、右上の三本線のアイコンから「パネルオプション」を開きましょう。続いて、「ドキュメントのプロファイル」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

「ドキュメントのプロファイル」にチェックを入れる

すると、画像がRGBならRGBカラープロファイルの名前が、CMYK画像ならCMYKカラープロファイルの名前が情報パネルに表示されます。

ファイル名が表示される

③モードで確認する

Photoshop上部の「イメージ」メニューから「モード」にカーソルを合わせてサブメニューを開きます。すると、現在の画像がRGBなら「RGBカラー」、CMYKなら「CMYKカラー」にチェックが入っています。

モードを確認する

RGBとCMYKの違いについてよくある質問

RGBとCMYKの違いについてよくある質問をまとめました。回答とあわせて見ていきましょう。

CMYKで表せない色は?
CMYKはRGBよりも再現できる色の範囲が狭いため、鮮明な色や淡い色を表すのは難しいとされています。さらに、メタリックカラーやネオンカラーなども、CMYKでは正確な表現が困難です。
RGBとCMYKはどういう場面で使われる?

RGBは、ディスプレイ上に表示させることを前提としたバナー画像やSNS投稿用画像などに使われます。一方で、CMYKはチラシや名刺、ポスターなどの印刷物で使われます。

それぞれの違いを理解し、用途に応じて適切に使い分けましょう。

RGBで入稿してはいけない?

印刷所によっては、RGBで作成したデータで入稿できる場合があります。ただし、基本的には印刷時にCMYK変換が行われ、想像よりもくすんだ仕上がりになります。

そのため、入稿後のギャップを防ぎたい場合は、最初からCMYKでデザインを作成するか、事前にCMYKに変換して色合いを確認しておきましょう。

RGBからCMYKに変換するときの注意点は?

RGBからCMYKに切り替えると、色合いが大幅に変わるケースがあります。特に、鮮明な色は変化が目立ちやすい傾向があるため、変換後の色合いを確認し、必要であれば調整しましょう。

また、インターネットからダウンロードした画像は、RGBで作成されているのが一般的です。印刷物に使用する場合は、CMYKカラーに変更してから使用しましょう。

RGBとCMYKの違いについてのまとめ

今回は、RGBとCMYKの違いについて解説しました。RGBはWebサイトやスマートフォンなどの画面表示に適したカラーモードです。

一方で、CMYKはチラシやポスターなどの印刷物に適しています。適切なカラーモードが選択できていないと、印刷時に見え方が異なったり、差し戻しが発生したりするリスクがあります。

それぞれの仕組みや特徴の違いを理解し、制作物の用途に合ったカラーモードを選択できるようになりましょう。

RGBとCMYKの違いは?変換方法や使い分け方を解説
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