「クリスマスカードを無料で作る方法はある?」と悩む方もいるでしょう。クリスマスカードを1から作ると大変ですが、デザインソフトを使用すれば短時間かつクオリティの高いカードを作ることができます。
しかし、デザインソフトは種類も多くテンプレートや素材の数も異なるため、どのソフトを使用すればいいかわからないという方は少なくありません。そこで本記事では、クリスマスカードを無料で作れるおすすめデザインソフトを5つ紹介します。また、センス良く仕上げるコツや作り方を画像付きで解説します。
クリスマスカードは無料で作成できる?

結論からお伝えすると、クリスマスカードは無料で作成できます。近年は、スキルや知識がなくても、テンプレートを選んで写真や文字を入れるだけで、短時間で仕上げられるのです。お金をかけなくてもデザイン性の高いカードを作れるため、家族や友人向けのカジュアルなカードはもちろん、ビジネス用の挨拶にも活用できます。
無料で使えるソフトの多くは、あらかじめ複数のクリスマスデザインが用意されているため、自分で一からレイアウトを考える必要がなく、仕上がりが想像しやすいのもメリットです。
無料でクリスマスカードを作る際のソフトの選び方

無料でクリスマスカードを作る際は、デザインソフトを利用するのがおすすめです。そこでソフトの選び方について解説します。
- 素材・テンプレートが多いソフトか
- 操作が直感的で初心者でも扱えるか
- フォント・色・レイアウトが変更可能か
①素材・テンプレートが多いソフトか
クリスマスカードを早く仕上げたいときは、あらかじめ素材やテンプレートが揃っているソフトを選ぶと作業が楽になります。背景や飾り、写真のフレームなどが豊富に用意されていれば、自分でイラストを描いたり、デザインを一から作る必要がありません。
季節感のあるデザインがすぐに使えるので、家族や友人に送るカードはもちろん、仕事の挨拶にも使える仕上がりが目指せます。
②操作が直感的で初心者でも扱えるか
デザインソフトに慣れていない人でも操作しやすいかどうかも大切なポイントです。例えば、写真を差し替えたいときに以下のような操作ができれば作業の負担も少なくなります。
- ドラッグするだけで入れ替えられる
- 文字の大きさや位置をマウスで簡単に動かせる
複雑なメニューが並んでいるソフトは覚えるのに手間がかかるため、まずは画面を見ただけで操作がイメージできるものを選びましょう。
③フォント・色・レイアウトが変更可能か
カードの仕上がりを整えたいなら、フォントや色、レイアウトを変更できるかどうかもチェックしましょう。文字の形や色を変えるだけで雰囲気は変わり、写真やイラストの配置を工夫すればクオリティの高いカードを作ることができます。
テンプレートを使う場合でも、細かい調整ができればテンプレート感がなくなり、贈る相手に合わせた仕上がりが作れます。
クリスマスカードを無料で作れるデザインソフト5選

ここからはクリスマスカードを無料で作れるデザインソフトを5つ紹介します。
| ツール名 | テンプレート数 | 主な特徴 | 対応デバイス | 出力形式 |
|---|---|---|---|---|
| Canva | 数千以上 | ドラッグ&ドロップ編集、AI生成、写真・動画編集、素材が豊富 | Web・Mobile | PNG/JPG/PDF/印刷対応 |
| Promeo | 10,000+ | 動画カード対応、アニメーション付きステッカー・BGM | Mobile | MP4/GIF(動画共有) |
| Adobe Express | 709+ | プロ仕様テンプレ、Adobe Stock画像、写真編集、印刷サービス | Web・Desktop | PDF/JPG/PNG/印刷 |
| Photo Lab | 500+(+800+エフェクト) | 雪エフェクト豊富、AIアート変換 | Mobile | JPG/PNG/動画共有 |
| Visme | 数十種類+ | プロ仕様テンプレ、数千の無制限画像、簡単操作 | Web | PDF/JPG/PNG/URL共有・埋め込み対応 |
①Canva
Canvaは、デザイン経験がない初心者でも簡単にプロフェッショナルなクリスマスカードを作成できるデザインツールです。数万以上のクリスマスカードテンプレートが用意されており、既存のテンプレートを選んでテキストや写真を変更するだけで、おしゃれなカードが作れます。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作性、色調調整機能、AI生成機能まで搭載されており、紙印刷にも対応しているため、デジタル配信から実物の郵送まで幅広い用途に対応できます。
Canvaは基本操作は簡単ですが、より効果的に使いこなしたい方には「Canva基礎セミナー」もおすすめです。Canva基礎セミナーでは、短期間で実務レベルのデザインスキルを身につけることができます。以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | Canva基礎セミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 27,500円〜 |
| 開催期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②Promeo
Promeoは、高品質でプロ並みのクリスマスカード作成に最適化されたアプリで、200以上のクリスマス専用テンプレートと1万点以上の汎用テンプレートを備えています。このアプリの特徴は、単なる静止画だけでなく、カードを動画形式で保存できる点で、アニメーション付きの華やかなクリスマスカードを作成することが可能です。
100種以上のフォント選択肢、Getty Images、Unsplash、Pixabayなどの高品質なストック画像への無料アクセスなど他とは異なる特別なクリスマスカードを簡単に作成できます。
③Adobe Express
Adobe Expressは、Adobe製の無料オンラインカードメーカーで、専門的でスタイリッシュなデザインテンプレートが用意されています。テキストカスタマイズ、写真アップロードなど多くのデザイン要素を自由に追加できます。
デザインをそのまま高品質な印刷カードとして注文し、自宅に配送してもらうサービスにも対応しており、PDF、JPG、PNG形式でのダウンロードも可能なため、利用者のニーズに応じた運用ができます。
④Photo Lab
Photo Labは、幻想的なクリスマスカード作成に最適な写真編集アプリで、1000以上の多彩なエフェクトとフレームを提供しています。このアプリの強みは、雪が降り積もるモーションエフェクトの豊富さと品質にあり、どんな写真でもクリスマスらしい雰囲気に変身させることができます。
また、AI駆動のアート変換機能、背景置き換え機能、人物の自動検出による顔認識機能が実装されており、これらの機能を組み合わせることで、視覚的に魅力的で動的なデジタルカードを作成できます。
⑤Visme
Vismeは、ノンデザイナーを対象とした汎用ビジュアルコンテンツプラットフォームで、複数の用途に対応できるグリーティングカード作成機能を備えています。このツールは、数十種類のプロフェッショナルなカードテンプレート、数千の無料で商用利用可能な画像、数百の高品質フォントを提供しています。
作成したカードは、JPEG/PNG形式での保存、ブログやWebサイトへの埋め込みなど、複数の形式で出力・配信でき、7インチ×5インチの標準的なグリーティングカード寸法のほか、カスタムサイズにも対応しているため、様々な用途に対応できます。
無料のデザインを知りたい方は以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
クリスマスカードを無料で作る方法
ここからはCanvaを使用してクリスマスカードを無料で作る方法を解説します。以下の手順で実施しましょう。
- Canvaにログインする
- テンプレートを選択する
- テンプレートを編集する
- ダウンロードする
①Canvaにログインする
まずはCanva公式サイトに移動し、ログインをします。ログイン方法はさまざまですが、Googleアカウントがあればすぐにログインできます。ログインをすると以下の画面が表示されます。

次にクリスマスカードのテンプレートを選択していきます。
②テンプレートを選択する
テンプレートを選択する際は、画面中央にある検索窓に「クリスマスカード」と入力しましょう。

すると以下のようにさまざまなテンプレートが表示されます。

自身の好みのテンプレートを選択して、編集へと移ります。
③テンプレートを編集する
以下は編集画面です。ここで素材を追加したり、テンプレートの色を変更するなどを行なっていきます。

例えば、クリスマスカードの色を変更する際は、素材を選択→色を変更します。

このように色の変更ができます。初心者の方でも簡単に色の変更ができるので、素材などを追加して変更してみましょう。

④ダウンロードする
クリスマスカードが作成できたら、ダウンロードをします。画面右上にある「共有」からダウンロードをクリックします。

「ファイルの選択」「ファイルのサイズ」を選択して、ダウンロードすれば完成です。子供向けのクリスマスカードの作成方法は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
おしゃれなクリスマスカードを無料で作るコツ

最後におしゃれなクリスマスカードを無料で作るコツを3つ紹介します。
- 余白をあえて多くする
- 色は3色以内にまとめる
- 写真を配置する
①余白をあえて多くする
クリスマスカードづくりでは、背景を埋め尽くすように文字や素材をたくさん並べるよりも、あえて余白を残しましょう。余白があることで見せたい言葉や写真が引き立ち、読み手が内容を受け取りやすくなります。
特に、メッセージを大きく入れたい場合や、家族写真を主役にしたい時は、余白が周囲を囲むことで印象が上品になり、温かみが伝わります。紙のカードでも、デジタルカードでも同じ考え方が使えるので、初心者でも取り入れやすい方法です。
②色は3色以内にまとめる
デザインで使用する色は、できれば3色以内にまとめると全体がすっきりして、見た目に統一感が出ます。例えば、赤と緑、白を組み合わせれば、クリスマスらしい雰囲気が伝わりますし、アクセントとして金や銀を少し加えると華やかになります。
逆に、さまざまな色を盛り込みすぎると、デザインの方向性が分かりにくく、落ち着きのない印象になってしまいがちです。あらかじめ使う色を決めておくと、背景・文字・装飾の選び方に迷わずにすみ、短い時間で整った仕上がりを目指せます。
③写真を配置する
クリスマスカードは写真を使えば、相手に特別感が伝わりやすく、テンプレートっぽさが消えます。写真を主役にしたデザインは、それだけで視覚的なインパクトがあり、文字や装飾を増やさなくても印象的なカードに仕上がります。
また、背景がすっきりした写真は使いやすく、テンプレート内でも自然になじみます。さらに、写真があることで贈る相手とのつながりを感じやすく、記念としても残してもらいやすくなります。
クリスマスカードを無料で作れるデザインソフトのまとめ
クリスマスカードは、専用の知識や高価なソフトがなくても、無料のデザインソフトを使えば、手軽に仕上げることができます。テンプレートを活用すれば、構成や文字のバランスに悩まされることなく、写真や色を差し替えるだけで、クオリティの高いカードができます。
なかでも、素材が多いサービスや操作が分かりやすいソフトを選ぶと、初めての人でも時間をかけずに取り組めるため、忙しい時期でも気軽に準備が進められるでしょう。