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【2024】DOGA L-1とはどんなソフト?できることとメリット・デメリット

3Dアニメーションや3Dモデルは、ゲームやアニメ、広告など様々なものに利用されています。
自分でも3Dモデルを作れるようになりたいと考えている人もいるかもしれません。

そういう人におすすめなのが、DOGA L-1です。
今回はDOGA L-1がどのようなソフトなのか、使い方やメリット・デメリットなどを解説します。

DOGA L-1とはどのようなソフト?

DOGA L-1とは

引用:DOGA

DOGA L-1とはCGアニメーションを制作するためのソフトです。
Project Team Dogaが提供しているDOGA-Lシリーズの1つで、L-1以外にもL-2やL-3などがあります。

DOGA L-1はただのアニメーション制作ソフトではなく学習要素が強いソフトなので、3Dモデルの作成やアニメーションなどを学んでみたいと考えている人にもおすすめです。
CGアニメーションは難しいというイメージがあるかもしれませんが、DOGA L-1を使えば楽しく段階的に制作方法を学ぶことができます。

DOGA L-1は、無料で利用できる・操作が簡単・専門的な知識がなくても使えるといった理由から、初心者にもおすすめのソフトです。
3Dアニメーションがどのようなものなのか学んでみたい、簡単に3Dモデルを作ってみたいと考えている人は、DOGA L-1をインストールして使ってみましょう。

3Dアニメーションについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。

【2023】3DCGとは?おすすめソフト3選やデザイナーの仕事内容

DOGA L-1を使ってできること

DOGA L-1を使ってできることの1つが、3Dモデルの形状をデザインすることです。
本来、3Dモデルを1から作り上げるのは大変な作業ですが、DOGA L-1はパーツを組み合わせて3Dモデルを作る形式になっています。

あらかじめ多くのパーツが用意されており、その中から好きなものを選ぶだけで簡単に3Dモデルをデザインできます。DOGA L-1でパーツを組み合わせて3Dモデルを作り上げる作業は、まるでプラモデルを作っているような感覚です。

DOGA L-1で作った3Dモデルをアニメーションすることもできます。
3Dモデルの初期位置と移動後の位置を指定することで様々な動きを加えていきますが、複数の3Dモデルを同時に動かすことも可能です。
3Dモデルをどこから映すのかカメラの設定もできるので、DOGA L-1を使えば誰でも簡単に3Dアニメーションを制作できます。

3Dモデルを動かすだけでは、アニメーションとはいえません。
背景などを加えることで、本格的なアニメーションになります。

DOGA L-1には、背景を変えたり作画をしたり、アニメーションを表示させることに関する機能も備わっています。3Dモデルを作成し動きを付ける、アニメーションを表示するなど、一通りの作業を1つのソフトで完結できるのが、DOGA L-1の魅力です。

実際にDOGA L-1を使ったアニメーションに興味がある方には、こちらの動画がおすすめです。

DOGA L-1をインストールしよう

DOGA L-1のインストールの手順を解説します。

インストーラをダウンロード

DOGA L-1を使うためには、パソコンにソフトをインストールしなければなりません。
DOGA L-1のインストール用のファイルは、公式サイトからダウンロード可能です。

  1. DOGA L-1を提供しているProject Team Dogaのサイトにアクセス
  2. 上部にある「PROGRAMS」という欄をクリック
  3. ソフト一覧からDOGA-Lシリーズを選択
  4. DOGA L-1の欄の「ダウンロード」をクリックし、ダウンロードページに飛
  5. 「インストーラ本体」を選択し、インストール用のexeファイルをダウンロード

ソフトをインストール

ダウンロードしたDOGA L-1のxeファイルをダブルクリックすると、インストーラが起動します。どこにインストールするかフォルダを指定する画面が表示されるので、好きな場所を指定します。「Program Files」の中にインストールしてしまうと、DOGA L-1を使う時に特別な作業が必要になり面倒なので注意してください。

インストーラ本体と合わせて追加背景もダウンロードしている場合は、一緒にインストールすることが可能です。インストール場所を指定したら、後は画面の指示通り進めていけば問題ありません。

しっかりインストールされているか確認

インストール作業が済んだら、DOGA L-1が使えるようになっているかしっかり確認してみましょう。デフォルトの設定でインストールしていれば、デスクトップにDOGA L-1のショートカットが作成されています。それをダブルクリックして、ソフトが起動するか確認してみてください。

ソフトを起動すると、どのような作業をするのか選択する画面が表示されるので、まずは「物体をデザインする」をクリックします。
正常に作業画面が開けば、DOGA L-1がしっかりインストールされ、作業できる状態になっています。

DOGA L-1の基本的な使い方

DOGA L-1の使い方

引用:DOGA

DOGA L-1は色々なことができるソフトですが、基本的な使い方になるのが3Dモデルの作成です。まずはDOGA L-1を起動し、「物体をデザインする」をクリックして作業画面を開きましょう。

パーツを使う

DOGA L-1は、パーツを組み合わせるだけで、初心者でも簡単に3Dモデルを作成できるソフトです。パーツを使うには、画面の上部にある「パーツ」を選択し、「パーツ追加」をクリックします。パーツの一覧が表示されるので、好きなものを選びます。

左側に「機体1」や「翼1」など、ジャンルごとにカテゴリー分けされているので、好みのパーツをすぐに探し出すことができます。選んだパーツは、ダブルクリックすると作業画面上に配置されます。

パーツを変形させる

パーツはそのまま使うだけではなく、変形させることも可能です。
パーツの各部位に、赤・青・緑三色の四角マークが表示されています。
赤はパーツの移動、青は幅を変更、緑は傾きを変更するためのものです。

それぞれのマークをクリックしながらマウスを移動させることで、パーツを移動させたり変形させたりすることができます。画面が見にくいと思った時は、右上のプレビュー画面の中で右クリックしながらマウスを動かすと視点が変わります。

パーツを追加する

パーツを好きな形に変形させたら、他のパーツを追加しながら3Dモデルを作成していきます
新しくパーツを追加する時は、先程と同じように画面上部の「パーツ」から追加することもできます。

同じパーツを使う時は複製すると楽に作業ができます。
画面上部の「編集」の欄の中に「パーツの複製」や「左右反転複製」などがあるので、同じパーツをどんどん追加することが可能です。例えば飛行機の3Dモデルを作っている時、片方の翼が完成したら、それを反転複製すればすぐに両翼を作ることができます。

3Dモデルが完成したら、しっかり保存しておきましょう。画面上部の「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択してください。保存場所を選び、好きなファイル名を付けて「OK」をクリックすればデータとして保存されます。

DOGA L-1のメリットとデメリット

DOGA L-1のメリットとデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

DOGA L-1のメリット DOGA L-1のデメリット
  • 無料で使える
  • 操作が簡単
  • パーツの組み合わせで本格的な3Dモデルが作れる
  • 機能に制限がある
  • 関節が動く物体を作るのは難しい
  • 材質表現や環境表現などの機能がない

DOGA L-1のメリットは、無料で使えるということです。
フリーソフトなので、誰でも公式サイトからダウンロードできます。
3Dモデルやアニメーションを作ってみたいけれど、お金はかけたくないという人にもおすすめのソフトです。

扱い方が簡単というのも、DOGA L-1のメリットでしょう。
複雑は操作は必要なく、用意されているパーツを選び組み合わせるだけで、本格的な3Dモデルを作ることができます。

DOGA L-1のデメリットは、機能がある程度制限されているということです。初心者が使うには十分な機能が備わっていますが、慣れてくると物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。
例えばDOGA L-1では、人や動物のように関節が動くような物体を作ることは難しいです。

他にも材質表現や環境表現などの機能は備わっていません。
こういった機能は、DOGA L-2やDOGA L-3などの有料版に備わっているので、DOGA L-1で基本的な使い方を学んだ後に、アップグレードするとよいでしょう。

DOGA L-1以外の無料3DCGソフトは、こちらの記事で紹介しています。

【2023】無料3DCGソフト5選!特徴や有料との違いも解説

DOGA L-1で3Dアニメーションを制作!

DOGA L-1は、3Dアニメーションや3Dモデルを簡単に作成できるソフトです。
3Dモデルを作れるようになると、ゲーム制作やWebデザインなど様々な仕事で役立ちます。
将来3D制作に関わる仕事をしたいと考えている人は、DOGA L-1を使って基礎的なこと学んでみてはどうでしょうか。

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