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【2025】LINEで年賀状を送る人は多い?作成におすすめのデザインソフトも紹介

「LINEで年賀状を送る人は多い?」「LINEで年賀状を送る方法がわからない」と疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。近年では、SNSが普及していることから年賀状をLINEで送信する、もしくは年賀状を送らない人が増えています。

LINEの年賀状は印刷や投函の手間がなく、写真や動画を使って個性を表現できる点も人気の理由です。また、デザインソフトを使用できればよりクオリティの高い年賀状を作成できます。

そこで本記事では、LINEで年賀状を送る人が増えている背景をわかりやすく解説するとともに、クオリティの高い年賀状を作成するためにおすすめのデザインソフトも紹介します。

LINEで年賀状を送る人は増えている?

LINEで年賀状を送る人は増えている?

結論から言うと、若年層を中心にLINEで年賀状を送る人は増加傾向にあります。

もちろん、年賀状ならではのコミュニケーションを大切にする方もいますが、PRTIMESが公表している「【200名に聞いた】LINEと年賀状、世代別に見る年始のご挨拶事情」による調査結果は以下のとおりです。

Lineで年賀状を送る人の割合

出典:PRTIMES

200人中半数以上の133人がLINEで年賀状を送ると回答しています。特に10〜30代の若い世代でこの傾向が顕著で、住所を知らない友人やネット上でつながっている相手に対して、紙はがきよりもLINEでの送信を選ぶケースが増えています。

LINEで年賀状を送るメリット

LINEで年賀状を送るメリットは主に以下4つです。

  1. 手軽でスピーディーに送れる
  2. コストを抑えられる
  3. 住所を知らない相手にも送れる
  4. メッセージを読んだかどうかがわかる

①手軽でスピーディーに送れる

LINEで年賀状を送る魅力は、手軽さとスピードです。従来の紙の年賀状は、デザイン作成・印刷・投函と工程があり、年末の忙しい時期には負担になります。しかし、LINE年賀状ならスマホ1台で完結し、テンプレートを選んでメッセージを入力するだけで、数分で送信が可能です。

わざわざ郵便局に行く必要もなく、混雑を避けられるのもポイントです。また、元旦の0時ぴったりに送るなど、リアルタイムで新年の挨拶を伝えられる点もデジタルならではの魅力です。

②コストを抑えられる

LINE年賀状のもう一つのメリットは、費用面の負担を減らせる点です。紙の年賀状では、はがき代や印刷費、インク代などがかかり、10枚送るだけでも数百円〜の出費になります。さらに、郵送に間に合わせるための時間や労力もコストといえます。

その点、LINE年賀状は基本的に無料で送信でき、1つの有料テンプレートを使い回しても1通あたり数円ほどです。印刷や配送コストが不要なため、学生や一人暮らしの社会人など、節約を意識する層にも人気です。

③住所を知らない相手にも送れる

LINE年賀状は、相手の住所を知らなくても気軽に送れる点がメリットです。紙の年賀状の場合、住所を知らないと送ることができず、改めて聞くのも気を使うものです。しかし、LINEでは友だち登録さえしていれば、住所情報なしでメッセージを届けられます。

SNSやオンライン上で知り合った相手、同僚や趣味仲間など、住所を共有していない人にもスムーズに新年の挨拶ができます。特に若い世代では、リアルな住所よりもSNS上でのつながりが中心になっているため、LINE年賀状は時代に合った手段といえます。

④メッセージを読んだかどうかがわかる

LINEの年賀状は、送ったメッセージが読まれたかどうかを確認できる点も特徴です。紙の年賀状では、相手に届いたか、読んでもらえたかが分かりませんが、LINEなら既読しているかすぐに確認可能です。

また、既読後にスタンプや返信メッセージが返ってくることで、年始の会話が自然に始まるのも魅力です。リアルタイムで反応が見られるという点は、紙の年賀状にはない、LINEならではの利点といえるでしょう。

LINEで年賀状を送る方法

LINEで年賀状を送る方法

ここからはLINEで年賀状を送る方法について3つのステップで解説します。

  1. LINEが最新版か確認する
  2. 年賀スタンプ・テンプレートを入手する
  3. 年賀メッセージを作成する

①LINEが最新版か確認する

まず、年賀状を送る前にLINEアプリを最新バージョンへ更新しておきましょう。古いバージョンのままだと、年賀スタンプやテンプレートが正しく表示されないことがあります。

最新でない場合は「App Store」または「Google Play」からアップデートしましょう。

②年賀スタンプ・テンプレートを入手する

次に、年賀状に使うスタンプやテンプレートを用意します。LINEでは、公式の「年賀スタンプ」や「年賀テンプレート」が配信されています。

スタンプを使う場合

スタンプを使用する場合は、ホーム画面の「スタンプ」をクリックします。なお、パソコンでスタンプを購入することはできないため、注意しましょう。スタンプショップが開くため、検索窓で年賀状と検索します。

好みのスタンプを購入し、ダウンロードして完了です。

年賀状のテンプレートを使う場合

Canvaやはがきデザインキットを使用して、年賀状を作成する方法です。まずはCanvaを開き、テンプレートで「年賀状」と検索します。

検索窓でテンプレートを選択

するとさまざまなテンプレートが表示されます。自分の好みのテンプレートを選択し、色や素材などを変更しながら好みの年賀状に変えていきましょう。今回は初めにテンプレートで表示されているものを選択します。

テンプレートを使用

以下は作業画面です。ここで年賀状の編集を行います。テンプレートをそのまま使用するのでも問題ないですが、装飾を施すことでよりオリジナリティのある年賀状を作成可能です。まずは画面左にある「素材」を選択します。検索窓に「正月」と入力して、素材を探します。

素材を探す

実際に装飾をしていきましょう。今回は以下のように装飾を行いました。

装飾

最後に画面右上にある「共有」をクリックして、画像サイズやファイルの種類を選んで、ダウンロードすれば完成です。

ダウンロード

③年賀メッセージを送信する

年賀スタンプやテンプレートを入手したら、実際にメッセージを作成して送信します。

スタンプを使う場合

まずは送信したい相手のトーク画面を開きましょう。画面下部の「スタンプアイコン」をタップし、ダウンロード済みの年賀スタンプを選択します。

好きなスタンプをタップして送信します。テキストを添えたい場合は、「明けましておめでとうございます」などの一言を入力して送信して完了です。

テンプレートを使う場合

最後は先ほどダウンロードした「テンプレート」を送信する方法です。まずは、トーク入力窓の横にある「写真マーク」をクリックします。次にダウンロードした年賀状を送付して完了です。

テンプレートを送信

これでオリジナルのLINE年賀状が完成します。相手に合わせてメッセージやデザインを変えるのもおすすめです。年賀状を自分で作る方法については以下の記事でわかりやすく解説していますので、合わせてご覧ください。

【2025】年賀状を自分でデザインする方法を解説!おすすめツールも紹介

年賀状の作成におすすめのデザインソフト

年賀状の作成におすすめのデザインソフト

ここでは年賀状の作成におすすめのデザインソフトを3つ紹介します。無料のものから有料まであるため、どのソフトを選ぶか下記の表と特徴を確認して選びましょう。

ソフト名 特徴 料金(税込・年額目安) 向いている人
Canva ・初心者でも直感的に操作できる
・210万点以上のテンプレートと素材
  • 無料プラン:0円
  • Pro:1,500円/月
・デザイン初心者
・テンプレートから選びたい人
Illustrator ・本格的な印刷物やロゴなどベクターデザインに最適
・自由度が高い
  • 月額:2,728円
  • 年額:28,776円(単体プラン)

※7日間の無料体験あり

・デザインの細部までこだわり人
・細部まで自分好みに作りたい人
Picsart ・スマホで手軽に本格加工ができる
・AI自動背景消去やフィルター、コラージュ機能が充実
  • 無料プラン:0円
  • 有料プラン:年額7,000〜7,800円程度

※7日間無料トライアルあり

・写真や画像を自在に加工したい人
・スマホ1台で完結したい人

①Canva

Canvaの魅力は、初心者でも簡単に高品質な年賀状を作れることです。無料版でもさまざまなテンプレートや素材が利用でき、干支や新年をテーマにした数百種類のデザインをベースに、自分の写真やメッセージを挿入して短時間で仕上げられます。

また、クラウド上で作業が完結するため、スマホやパソコンのどちらからでも同じデザインを編集可能です。印刷までCanva内で行える点や、印刷枚数に応じた割引制度もあり、コスト面でもバランスが取れています。短時間でおしゃれな年賀状を作りたい人に適しています。

Canvaで年賀状を作りたいと言う方はセミナーの受講がおすすめです。以下で紹介しているセミナーは初心者でも短期間で実務レベルを身につけられます。ぜひチェックしてみてください。

セミナー名Canva基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

②Illustrator

Illustratorは、プロ仕様の自由度と印刷品質の高さが利点です。ベクター形式でデザインを作成できるため、拡大縮小しても画像が劣化せず、繊細で緻密なデザインが可能です。

また、宛名面や裏面のテンプレートを組み合わせることで、効率的に大量の年賀状デザインを処理できる点も魅力と言えるでしょう。オリジナリティの高い年賀状を、こだわって仕上げたい人におすすめです。

Illustratorはデザインのクオリティが高い反面、初心者の方だと使いにくいと感じることもあります。そこでおすすめするのが「Illustrator基礎セミナー」です。Illustrator基礎セミナーでは、短期間で実務レベルまで身につけることができますので、以下のリンクから確認してみてください。

セミナー名Illustrator基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

③Picsart

Picsartは、スマホ1台で楽しめるクリエイティブな編集機能が魅力です。コラージュや写真加工、豊富なステッカー・フレームを活用して、年賀状に華やかさを加えることができます。

また、「年賀状」や「お正月」と検索するだけで、干支や和柄、正月飾りなどの素材が多数表示され、好きな素材を組み合わせるだけで手軽にデザインを完成できます。SNS投稿用のデジタル年賀状作成にも向いており、スマホからLINEやInstagramで直接送信することもできます。

以下の記事では年賀状をおしゃれに作成する方法を解説しています。気になる方はぜひあわせてご覧ください。

【2025】年賀状をおしゃれにするコツは?デザインのアイデアや実際の作り方を解説!

LINEで年賀状を送る際の注意点

LINEで年賀状を送る際の注意点

LINEで年賀状を送る際の注意点について2つ紹介します。

  1. 会社の上司や目上の人は関係性に注意する
  2. 画像サイズに注意する

①会社の上司や目上の人は関係性に注意する

LINEで年賀状を送るときは、相手との関係性を考えることが大切です。友人や同僚など気軽な間柄なら問題ありませんが、会社の上司や取引先など目上の人に送る場合は注意が必要です。

LINEはカジュアルなコミュニケーションツールのため、ビジネス上の年始挨拶として使うと「礼儀を欠いている」と受け取られる可能性があります。どうしてもLINEで挨拶したい場合は、スタンプだけではなく丁寧な文章を添えるようにしましょう。たとえば、「旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。」など、きちんとした言葉づかいを意識することがポイントです。

②画像サイズに注意する

LINEで年賀状を送る際は、画像のサイズやデータ容量にも注意が必要です。高画質な写真や動画を使うと、データが重くなって送信に時間がかかったり、受け取る側のスマホで表示されにくくなったりする場合があります。

おすすめは、解像度を保ちながらも容量を抑えたJPEG形式で作成することです。LINEの画像圧縮機能も活用すれば、自動的に軽くできて便利です。また、縦横比を4:3または1:1にしておくと、トーク画面で見やすいバランスになります。

LINEの年賀状についてのまとめ

近年は年賀状の送り方にも変化が見られ、紙の年賀状からLINEなどのSNSへと移行する人が増えています。特に若年層を中心に、スマートフォン1つで気軽に送れるLINE年賀状は増加傾向にあります。

印刷や郵送の手間を省けるうえに、写真や動画を添えて自分らしいメッセージを発信できる点も人気の理由です。CanvaやIllustratorなどのデザインソフトを活用すれば、スマホやPCからでも高品質な年賀状を作成できるため、本記事を参考に作成してみてください。

LINEで年賀状を送る人は多い?作成におすすめのデザインソフトも紹介
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