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【2024】Unityで3Dゲームを開発する際に知っておくべきポイント

ビデオゲームにもさまざまな種類がありますが、近年最も人気の形態としては3Dゲームが挙げられます。一見すると高度なスキルが必要そうな3Dゲーム開発ですが、ゲームエンジンであるUnityを使用することで、ゲーム制作初心者でも簡単に制作が可能です。

この記事では、そんなUnityの概要やUnityを使った3Dゲーム作りの際に知っておきたいポイントについて、解説します。

Unityとは

unityの操作画面

UnityはUnity Technologies社が開発・提供する、主にゲーム開発利に用される包括的な開発プラットフォームです。クロスプラットフォーム対応のためWindowsやMacなどのさまざまな環境で利用できるだけでなく、直感的なUIを使って簡単な操作でゲームやアプリを構築できます。

また、Unityには標準で高度なグラフィックスや物理演算、音響効果などの要素を容易に組み込める機能が備わっているので、本格的なゲーム開発においても活躍します。Unity本体と合わせて提供されるアセットストアを有効活用すれば、3Dモデルの用意を効率化し、モデリングの経験がないユーザーにも質の高い3Dモデルを扱う機会をもたらしてくれます。

加えて世界中に存在する豊富なコミュニティ、そして幅広い情報コンテンツも無限に増え続けていることから、初心者からプロまで広く支持されているプラットフォームです。

Unityで3Dゲームは作れる?

上でも少し触れていますが、Unityは2D・3Dを問わずゲーム開発が行えるプラットフォームとして開発された統合開発環境です。2Dよりも3Dの方がデータとしての負荷は大きいものの、開発難易度は2Dも3Dも変わらず、好きな形態のゲームを自由に作ることができるでしょう。

3Dゲームを作りたいからといって高度な技術を求められるわけではないので、安心してUnityを利用できます。

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初心者がUnityで3Dゲームを作るのは難しい?

はじめてゲーム開発を始めるというユーザーにとって、もう一つ気になるのが全くゲーム開発に縁がない人でもいきなり3Dゲームを作ることができるのかという問題です。

確かに、初めてゲーム開発を行うという人は初歩的なプログラミングの仕組みやUnityの使い方を覚える必要があるものの、それさえある程度理解してしまえば、すぐにでも3Dゲームを作り始めることができます。

Unityの便利なポイントとして、3Dゲーム開発の難点であるプログラミングがやさしく設計されている点が挙げられます。Unityで採用されているのはC#と呼ばれる言語で、これは数ある言語の中でも仕組みがシンプルで、初めてのゲーム開発という方でも利用しやすいのが特徴です。

また、Unityではプログラミングに慣れていない人に向けて、ある程度の3Dゲーム向けプログラムであればノーコードで開発できる仕組みも備えています。プログラムを一つ一つ手書きする必要がないので、3Dゲーム開発におけるデバッグの負担を減らすことができたり、3Dゲーム開発そのもののスピードを加速させたりする上で有効です。

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3Dゲームが作れるUnityのプランと価格

Unityには大きく分けて無料版と有料版の2つがありますが、有料版は導入先や利用規模などに応じてプランが異なります。以下の表では、Unityの主なプランとその利用価格をまとめています。

Unity Personal Unity Pro Unity Student Unity Enterprise Unity Industry
利用条件 資金調達額、または年間売上額が10万ドル未満 資金調達額、または年間売上額が20万ドル以上 在学中の学生(機能はUnity Proと同じ) 資金調達額、または年間売上額が20万ドル以上 年間売上額が100万ドル以上
利用料金 無料 2万4,240円/月〜 無料 要問い合わせ 5万9,400円/月〜

まず、初めてのUnityという方や個人、あるいは小規模でのゲーム開発を検討している場合は、無料版のUnity Personalの利用で十分でしょう。無料版とはいえUnityの基本機能を網羅的に利用できるので、ゲーム開発で困る機会は限られるはずです。

Unity Personalでは機能面に不安が出てきた、あるいは商業規模の大きなゲーム開発を本格的に進めたい場合は、Unity Proと呼ばれる有料版を導入しましょう。学生の場合、Unity ProはUnity Studentというプランに置き換わり、Unity Proと同等のサービスを無料で利用できます。

Unity Enterprise、およびUnity Industryは、組織的な利用を検討している方に向けたプランのため、大規模な運用が必要になった際に検討しましょう。

Unityのインストール方法

Unityを使って3Dゲームを開発するには、まずUnity本体をインストールしなければなりません。Unityのインストールは

  • Unity Hubをインストールする
  • Unityアカウントを作成する
  • Unity HubからUnityをインストールする

という3つのステップを踏む必要があります。それぞれの手順を解説します。

Unity Hubをインストールする

まず最初に、Unity Hubと呼ばれるプラットフォームをインストールを行います。Unity HubはUnityのアップデートやライセンスの管理、モジュールの追加などを行うために必要なサービスです。

公式サイトにアクセスして、使用しているOSに対応したUnity Hubをダウンロードし、その後PC上でインストールを実行します。

Unityアカウントを作成する

Unity本体をインストールするには、Unityアカウントの作成が必要です。Unity利用のためのアカウント作成は、公式サイトにある「Unity IDを作成」から実施できます。メールアドレスやユーザー名などの基本的な情報を入力し、メールアドレス認証が完了したら、アカウント作成は完了です。

Unity HubからUnityをインストールする

先ほどインストールしたUnity Hubを再度立ち上げ、Unityをインストールします。Unity Hubのダッシュボードから「Installs」を選択し、新しいUnityのバージョンを追加しましょう。すると任意のUnityバージョンを選べるので、最新のものを選択の上「Next」をクリックします。

その後表示される画面で「Done」をクリックすれば、自動でインストールは実行されます。これでUnityのインストールは完了です。プロジェクト作成を始めるには画面右上の「+」をクリックして3Dテンプレートを選べば、すぐにでも3Dゲームの開発をはじめられます。

初めての3Dゲーム作りに最適なUnityの公式チュートリアル

Unityを使って3Dゲーム作りを簡単にはじめられるとは言え、いきなり開発環境だけを提供されても何からはじめて良いのかわからなくなってしまいます。そこで活用したいのがUnityの公式チュートリアルで、さまざまな3Dゲームをサンプルデータとわかりやすい動画とテキスト教材を使って開発のノウハウを身につけることができます。

ここでは3Dゲーム作りをはじめたいUnity初心者が目を通しておくべき、公式チュートリアルをピックアップして紹介します。

Unity入門チュートリアル 「玉転がし」(Roll-a-Ball) Bolt版

Unityをインストールしてまもないユーザーがまず触れるべきチュートリアルとして、こちらが挙げられます。玉転がしゲームを通じて、Unityの基本的な使い方を覚えられると共に、一通り遊ぶことのできるゲームを誰でも30分程度で仕上げられます。

3D ゴーカートレースの Microgame

アクション性のあるゲームを作りたい場合は、こちらのチュートリアルも参考にしてみましょう。馴染みのあるカートレースゲームを、Unityを使って開発することができます。自身でゲームの仕様をカスタマイズしながら開発ができるので、オリジナリティの出し方についても学ぶことができます。

Create With Code

プログラミングの基礎を学びたい場合には、こちらのチュートリアルがおすすめです。Unityの基本言語であるC#を使った、プログラミングの仕組みや組み立て方を学ぶことができます。

Unityに対応している3Dソフト

unityの操作画面

Unityは単体でも3Dモデリングが可能ですが、他のプロレベルの3Dソフトとも互換性を有しているので、モデリングについてはこちらで行うといった使い分けも重要です。3Dモデリングを本格的に学びたい場合は、以下のソフトも参考にしてみましょう。

Maya

Autodesk社が提供するMayaは、映画やゲームの制作に広く使用されるプロフェッショナルな3Dモデリング、アニメーションソフトウェアです。柔軟性と強力なアニメーション機能が特徴で、幅広い視覚効果を表現したり、アニメーションの実装が可能です。

3dsMax

3dsMaxは、ゲーム開発や建築ビジュアライゼーションなどに使用される3Dモデリングツールです。高度なモデリングが可能となっており、Unityでは扱えないようなディテールの細かさを表現することができます。

Blender

Blenderは無料で利用が可能な3Dモデリングソフトです。無料でありながらその機能性は高く、高度なモデリングやテクスチャリングに対応し、Unityを使ったゲーム開発をステップアップさせてくれます。

Unityを使った3Dゲーム制作についてのまとめ

この記事では、Unityを使った3Dゲーム制作について解説しました。Unityは無料で利用ができるソフトでありながら、その開発能力は高く、初心者でも気軽に利用できるのが強みです。

まずは公式チュートリアルも活用しながらその使い方を覚え、必要に応じて他のモデリングソフトとも連携し、高度なゲーム開発環境を整備しましょう。

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