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AR 【2023】ARとは?VRとの違いやおすすめのARアプリ・ゲーム4選

【2024】ARとは?VRとの違いやおすすめのARアプリ・ゲーム4選

最近では主にアプリやゲーム・動画などで、ARというものが導入されることが増えつつあります。ARを使用すると、サービスやゲームの幅を広げることが可能です。

それでは今回は、ARとは具体的にどういったものなのか、実際にARを体験できるものと共に解説していきます。

ARとは

ARとは

引用:COCOAR

ARはAugmented Realityの略で「拡張現実」を意味します。ARは現実世界にバーチャルな仮想空間を組み合わせることで、現実世界に様々な要素を付け足すことができる機能です。
基本的にはスマートフォンやタブレットのカメラ機能を使用し、カメラには現実世界が映し出されますが、そこにARが色々なバーチャル要素を追加してくれます。

AR技術が発展した未来のことはこちらの動画で確認できます。

ARの4つの種類

ARの4つの種類

具体的な機能に応じて、ARは4つの種類に分かれます。

  1. マーカー型
  2. GPS型
  3. 空間認識型
  4. 物体認識型

この4つのARについて詳しく解説していきます。

①マーカー型

マーカー型は、現実世界にあらかじめ置いてあるマーカーに設定されたものをカメラで捉えると発動するタイプのARです。写真や文字などをマーカーに設定できるため、博物館や美術館の展示や、持ち運べる商品の説明などに使われます。

②GPS型

GPS型は、スマートフォンに内蔵されている位置情報サービス・GPSを活用するARです。
特定の場所に行くと、そこの位置情報がきっかけになってARが発動します。
この性質上、現実世界でのナビゲーションに使用されることが多いです。

③空間認識型

空間認識型は、現実世界にある空間を認識して、そこにバーチャルな存在を組み合わせられるARのタイプです。家具の購入時に使用する場合、部屋の中にバーチャルな家具を設置してみることができ、サイズ感やレイアウトをよりリアルに確認可能です。
架空のキャラクターを、現実世界と組み合わせるために使用されることも少なくありません。

④物体認識型

物体認識型は、立体物をカメラに認識させて使用するタイプです。
立体物と組み合わせられた情報を確認したり、立体物そのものを解析したりすることができます。マーカー型ARと違い、発動条件になるのは立体物そのものです。
よって、AR発動用の写真や文字を用意する必要はありません。

ARの始め方

ARを始めるにはいくつかの方法があります。VRと違い手軽に開始できるので、この中から選んではじめてみてください。

  • スマホにARアプリを導入する
  • ARゲームを購入する
  • ARミュージアムのようなイベントに参加する
  • 自分でARを開発する

このような形でARを開始することが可能です。

混同されやすいARとVRの違い

混同されやすいARとVRの違い

引用:AVATAVI

ARはしばしば、仮想現実であるVR(Virtual Reality)と混同されることがあります。
ARとVRには共通している部分は多いものの、厳密には様々な違いがあります
その違いの中でも、代表的なものを確認していきましょう。

ARの特徴 VRの特徴
イメージに現実を含むか 現実を含む 現実を含まない
必要な機械の違い カメラ付きのスマートフォンやタブレットなどが必要 ゴーグルタイプのヘッドセットが必要
使用目的の違い 実在する商品の解説や現実世界でのナビゲーションなどに使用 現実とは異なる場所を再現するために使用

この3つの違いについて詳しく解説していきます。

現実を含むかどうかの違い

ARは現実とバーチャルな存在を融合させるものなので、目には現実とバーチャルの両方が入って来ます

それに対してVRは現実の要素を含みません。視界に入るもの全てが、バーチャルな存在となっています。
ARでは自分の手や対面する人の顔などを、直接あるいはカメラ越しで見ることができますが、VRではそういったことは不可能です。

VR上に登場する人は、アバターなど3DCGやイラストで再現される形になります。
リアルな写真や映像が使われることもありますが、それはあくまでもバーチャルな空間に再現されたものであり、身近には実在しません。

使用するために必要な機械の違い

ARを使用するためには、カメラ付きのスマートフォンやタブレットなどが必要です。
自前のものにARを取り入れることも不可能ではありません。

それに対してVRはゴーグルタイプのヘッドセットが必要不可欠です。ヘッドセットで視界の全てを覆ってしまい、その中で再現される映像でバーチャル空間を体験します。
ヘッドセットは特殊な機械であるため、新しく手に入れなければならないことが多いでしょう。

使用目的の違い

現実を含むかどうかの違いがあるため、ARとVRは使用目的も異なります。ARの場合は実在する商品の解説や、現実世界でのナビゲーションなどに使用されることが多いです。
またARは、現実世界を舞台の一部にしたゲームにも使用されます。それに対して、VRは現実とは異なる場所を再現するために使われます。ゲームの場合は、実在しないファンタジーやSFの世界などです。

VRは観光や研修などで使用されることもあります。
その際にバーチャル空間で再現されるのは、遠く離れたところに実在する場所や建物などです。そして、その場所に実際に行ったような感覚を味わえます。

VRとARの違いは下記記事でも詳しく解説しています。

【2023】VRとARの違いとは?それぞれのメリットや特徴

ARが遊べるゲーム・アプリ4選

ARは色々なところで導入されています。
その中から、遊びの要素が強いARゲームやARアプリを4つ紹介していきます。ARをすぐに試してみたい、実感してみたいという方はこちらのゲームやアプリから挑戦してみてください。

1.Pokémon GO

Pokémon GO

引用:Pokémon GO

ARを使ったゲームの中でも、非常に知名度が高いアプリです。ビッグコンテンツであるポケットモンスター・ポケモンとARを組み合わせてあり、世界中の人が遊んでいます。

GPSを活用しているARアプリで、特定の場所に行くとポケモンが登場します。
ARのポケモンが登場する背景は、カメラに写っている現実世界です。そのため、まるでポケモンが現実にいるかのような感覚で楽しめるでしょう。

ポケモンをアイテムの使用によって捕獲したり、自らのポケモンと戦わせたりするのが主な目的ですが、陣取り合戦の要素もあります。複数のチームに分かれたプレイヤーは、チームの勝利のためにポケモンを使って、現実世界とリンクしている陣地を獲得していきます。

2.Star Walk 2

Star Walk 2

引用:Star Walk

天体観測が趣味の人におすすめしたいARアプリです。
星や星座を見る際に活用できる情報が数多く入っていて、天体観測のサポートに使えます

代表的なAR機能は星座の表示機能です。スマートフォンのカメラに夜空を写すと、そこにどのような星座があるのかイラストで表示してくれます。有名な星をカメラを通して見た際には、その星の名前を表示させることも可能です。

3.SNOW

SNOW

引用:SNOW

自分の顔を使って遊べるARアプリです。
カメラで撮影した自分の顔にメイクを施すのが主な機能ですが、AR機能も搭載されています。

リアルタイムで撮影している自分の顔を動物と組み合わせたり、一緒に映っている人同士で顔を交換したりすることが可能です。顔を交換できる機能はシンプルでありながら面白いと、老若男女幅広い人から高い評価を得ています。

4.ポケモンスマイル

ポケモンスマイル

引用:ポケモンスマイル

子どもがメインターゲットの歯磨き用ARアプリです。
スマートフォンやタブレットのフロントカメラを使用して、自分の顔を映しながら使用します。

画面に表示されるのは、自分の顔と歯のイラストです。
歯のイラストには汚れが溜まっていきますが、自分の歯を磨くことでその汚れは落ちていきます。歯を磨き続けると、最後にはポケモンを1匹ゲット可能です。

歯磨きが苦手な子どもでも、ゲーム感覚で遊ぶように歯磨きができるため、高い評価を得ています。メインターゲットは子どもですが、大人でも問題なく使用可能です。

ARではなくVRを体験してみたい人はこちらも参考にしてください。

【2023】スマホでVRを見る方法!おすすめのVRゴーグルも紹介

ARを実装する方法

ARは色々な目的で使用できるので、自ら実装したいと考える人も多いでしょう。
では、ARを実装するにはどうすれば良いのか簡単に解説します。

1.AR開発ツールを使用する

ARを実装するにはまずARを作る必要があるため、AR開発ツールを使用しましょう。
世の中にはGoogle ARCoreやVuforiaなど、AR開発に使えるツールが数多くあります。
それぞれ対応している環境が違うため、使用する環境や目的に合ったものを選ぶことが大切です。初心者の方は特にAR開発ツールを使ってみると良いでしょう。

2.プログラミングでARを構築

ARは基本的にプログラムによって稼働します。
AR開発ツール上でプログラミングを行い、希望する形に構築ししましょう。ARでは3Dオブジェクトを使用することが多いため、オブジェクトを作成しプログラムに組み込む必要があります。

3.テストを行う

プログラミングでARを構築したら、きちんと作動するか動作のテストを行います。
テストでエラーが出たり、ARが崩れたりする箇所を発見したらもう一度2番のプログラミングに戻り、直します。実装後、お客さんが使用した時にエラーにならないように事前に自分で隅々まで確認をしておきます。

4.ARを実装

オブジェクトを用意した状態でプログラミングさえできれば、基本的にはARは実装可能です。
自らが保有するAR対応デバイスでテストを行い、特に問題なく稼働したらそのまま実装できるでしょう。アプリの場合は、アプリストアの規約に沿った内容にすることで、広く配布できるようになります。
アプリとして配信する場合はお金がかかる場合があるので、よく確認しておきましょう。

ARについてのよくある質問

ここでは理解が難しいARについて、さらに簡単に回答していきます。

ARって何?
ARは拡張現実と呼ばれ、カメラに写った現実にデジタルで画像やCGを自動挿入し、自由に現実のイメージを付け加える技術のことを指します。
ARって何が便利なの?
ARを使えば、現実にないものもCGで追加したりして想像を膨らませたり、実際に現実にいるように仕掛けることが可能です。主にゲームやアプリで人気の技術で、発達すれば通販家具のイメージだったり、架空の洋服を試着してみることもできるでしょう。
ARをすぐにやってみたい
ARを簡単に始めるならスマホでアプリをインストールするのがおすすめです。特にポケモンGOは自宅にポケモンがいるように感じられて、簡単にAR技術を楽しく感じることができます。

将来性が期待できるAR

すでにARを導入している業界は非常に多く、バーチャル世界を作るARに関する技術は日々進歩しています。よりリアルなバーチャル世界と組み合わせられたり、活用できる分野が増えたりするでしょう。そのためARは将来性が期待されています。
ぜひこの機会にARの文化に触れて、ARを活性化させるお手伝いをしてみてください。

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