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【2024】Premiere Proで便利なショートカットキー・設定方法を紹介

Premiere Proには、作業効率を向上できる便利なショートカットキーが用意されています。
ショートカットキーは自分でカスタマイズすることもでき、利用者が使いやすく設定できます。

しかし、Premiere Pro利用者の方は「どのショートカットキーを覚えればいいのかわからない」という悩みもあるでしょう。
当記事では、Premiere Proで便利なショートカットキーや設定方法について詳しく紹介します。

ショートカットキーが効かないときの対処法まで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

Premiere Proのショートカットキーとは

Premiere Proのショートカットキーとは

Premiere Proのショートカットキーとは、特定の機能を動作させるためのキーです。
キーボードから複数のキーを同時押しすることで、機能を動作できる仕組みとなっています。

Premiere ProはMacとWindowsによって専用のショートカットキーが用意されており、OSによって押すキー(CommandとCtrl)が異なります。
ショートカットキーを利用すれば、メニューを開いて機能を利用する手間がなくなるので便利です。

Premiere Proのショートカットキーは、PhotoshopやIllustratorといったAdobeソフトでも同様に利用できます。
よく使うショートカットキーを覚えておけば、普段の作業効率が大幅に向上するでしょう。

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Premiere Proのショートカットキーを利用する3つのメリット

Premiere Proのショートカットキーを利用する3つのメリット

Premiere Proのショートカットキーを利用すると、以下のような3つのメリットがあります。

  1. 作業効率が向上する
  2. 必要な機能・ツールを手軽に利用できる
  3. 自分でショートカットキーをカスタマイズできる

それでは順番に説明します。

1.作業効率が向上する

ショートカットキーを利用すれば特定の機能をすぐに使えるため、作業効率が向上します。
通常ではメニュー画面から機能を選択する必要があるので、作業に集中したい方にとっては手間となります。

ショートカットキーなら時短で機能を使うことができ、利用者は作業に専念できるのです。
また、Adobeショートカットキーは、普段パソコンで利用するショートカットキーと似ています。

そのためショートカットキーを覚えれば、Premiere Pro以外の作業でも効率良く進められるでしょう。

2.必要な機能・ツールを手軽に利用できる

ショートカットキーなら必要な機能・ツールを手軽に利用できるため、探す手間がなくなります。
Premiere Proには豊富な機能やツールが搭載されているので、自分で探すと時間がかかってしまいます。

ショートカットキーなら複数のキーを同時押しすれば、必要なタイミングで機能やツールを利用可能です。
使いたい機能・ツールを手軽に利用できる点は、ショートカットキーの良いメリットです。

3.自分でショートカットキーをカスタマイズできる

Premiere Proでは、使いやすいように自分でショートカットキーをカスタマイズできます。
ショートカットキーをカスタマイズすれば、普段利用することが多い機能・ツールを割り当てられる様になります。

Premiere Proには既存設定があり、ショートカットキーがすでに割り当てられています。
自分でショートカットキーをカスタマイズするときは、割り当てたキーが重複しないよう注意が必要です。

使いやすく自分でショートカットキーをカスタマイズできる点は、利用者によって大きなメリットといえるでしょう。

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Premiere Proでショートカットキーを利用するときのコツ

Premiere Proでショートカットキーを利用するときのコツ

Premiere Proでショートカットキーを利用するときは、以下のようなコツがあります。

  • はじめから全てを覚える必要はない
  • ショートカットキーを印刷すると覚えやすい

それでは詳しく解説します。

はじめから全てを覚える必要はない

Premiere Proには多くのショートカットキーが用意されているため、はじめから全てを覚えることは難しいです。
一気にショートカットキーを覚えようとすると、利用するときに何のキーを押せばいいのかわからなくなってしまいます。

まずはよく使うキーを中心に覚えていき、余裕があれば新しいものを勉強すると良いでしょう。
とくにファイルの保存や1つ前の作業に戻るといったショートカットキーは、Premiere Proでよく使われます。

はじめから全てを覚えようとせず、よく使うショートカットキーから覚えていきましょう。

ショートカットキーを印刷すると覚えやすい

Premiere Proのショートカットキーが覚えづらいときは、印刷して覚えることをおすすめします。
Premiere Pro ではショートカットキーをドキュメントにコピー&ペーストできるため、簡単に印刷できます。

PDFとして保存することもできるので、パソコンの画面上に表示しながらショートカットキーを覚えることも可能です。
ショートカットキーは豊富にあることから、効率良く覚えたいなら印刷をしてみましょう。

Premiere Proで覚えておくと便利なショートカットキー

Premiere Proで覚えておくと便利なショートカットキー

こちらでは、Premiere Proで覚えておくと便利なショートカットキーについて紹介します。
よく使われるショートカットキーを覚えておけば、Premiere Proの作業効率を向上可能です。

代表的なショートカットキーを表にしてまとめたので、ぜひチェックしてください。

ショートカットキー【Mac/Windows】 動作
Command+C、Ctrl+C コピー
Command+V、Ctrl+V ペースト
Command+A、Ctrl+A 全選択
Command+Shift+A、Ctrl+Shift+A 選択解除
Command+S、Ctrl+S 保存
Command+Shift+S、Ctrl+Shift+S 別名で保存
スペースキー 動画の再生
L 動画の早送り
Command+Z、Ctrl+Z 取り消し
Command+M、Ctrl+M メディアの書き出し
Command+N、Ctrl+N シーケンスの新規作成
I インをマーク
O アウトをマーク
Command+Q、Ctrl+Q 終了

Premiere Proでショートカットキーを設定する方法

Premiere Proでショートカットキーを設定する方法

Premiere Proでは、自分でショートカットキーを割り当てることができます。
ショートカットキーをカスタマイズすれば、自分好みに使いやすくすることが可能です。

Premiere Proで新しいショートカットキーを設定するときは、以下のステップでおこなってください。

ステップ①Premiere Proを開く

Premiere Proを開く

Premiere Proのアプリケーションを開き、新規プロジェクトを作成します。

ステップ②キーボードショートカット画面を開く

キーボードショートカット画面を開く

上部「Premiere Pro」メニューにマウスカーソルを合わせて「キーボードショートカット」を選択する

ステップ③任意でショートカットキーを変更する

任意でショートカットキーを変更する

ショートカットキーを変更します。

ステップ④設定したショートカットキーを保存する

設定したショートカットキーを保存する

「別名で保存」をクリックして設定したショートカットキーを保存します。

以上の手順で、新しいショートカットキーを設定できます。
紫色に表示されたキーはアプリケーション全体、緑色で表示されたキーはパネル固有で利用できるショートカットキーです。

ショートカットキーを設定するときは、すでに反映されているものと重複しないように注意しましょう。
Premiere Proのショートカットキーの設定について詳しく知りたい方は、以下の参考動画も合わせてご覧ください。

Premiere Proで設定したショートカットキーを削除する方法

Premiere Proで設定したショートカットキーを削除する方法

Premiere Proで設定したショートカットキーが不要になったときは、自分のタイミングで削除できます。
ショートカットキーを削除するときは、キーボードショートカット画面を開いて削除したいキーを選択します。

そして「削除」をクリックすれば完了です。
警告画面が表示されることもあるので、問題なければそのまま「削除」をクリックしてください。

もしPremiere Proのショートカットキーをデフォルトに戻したいときは、上部「編集」メニューから「キーボードショートカットメニュー」を選択します。
画面が表示されたら「Alt」キーと「Option」キーを同時押しして「初期化」ボタンを押せば完了です。

Premiere Proでショートカットキーが効かないときの対処法

Premiere Proでショートカットキーが効かないときの対処法

Premiere Proでショートカットキーが効かないときは、以下のような対処法を試してみましょう。

  • ショートカットキーの割り当てをチェックする
  • キーボードレイアウトの表示をチェックする
  • 全角文字入力の状態になっていないかチェックする

ショートカットキーに関するトラブルが発生したなら、ぜひ試してください。

ショートカットキーの割り当てをチェックする

パソコン上で割り当てられているショートカットキーが競合していると、正しく反応しない原因となります。
自分でショートカットキーをカスタマイズすると、競合がしやすくなるので注意が必要です。

ショートカットキーの割り当てを間違えたときは、設定から一度初期化することをおすすめします。
ショートカットキーをカスタマイズしたままにしたいとなら、個別にチェックするようにしましょう。

キーボードレイアウトの表示をチェックする

キーボードレイアウトは、使用しているハードウェア(パソコンやタブレット)によって最適なものを表示します。
キーボードのサポートがないハードウェアでは英語のキーが表示されており、ショートカットキーが動作しないこともあります。

日本語のキーボードを使っているときは、キーボード設定が日本仕様になっているかチェックしてみましょう。

全角文字入力の状態になっていないかチェックする

Premiere Proのショートカットキーは、全角文字入力の状態になっていると反応しません。
Macであれば「英数」、Windowsなら「半角/全角」を押して、再度ショートカットキーを押してください。

それでもショートカットキーが反応しないときは、キーボードに問題がないかチェックしてみましょう。

Premiere Proのショートカットキーについてまとめ

今回は、Premiere Proで便利なショートカットキーや設定方法、効かないときの対処法まで詳しく紹介しました。
ショートカットキーを利用すれば、特定の機能を簡単に使えるようになります。

Premiere Proの作業効率も向上するため、動画編集のスピードも自然と上がります。
ぜひ当記事で紹介したショートカットを参考にしながら、Premiere Proで効率良く動画編集をはじめましょう。

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